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小川一平(東海大九州)、11球団から調査書

2019年10月04日

10/4、西日本スポーツ4面より

小川 一平 (東海大九州・投手)
182cm・右投右打・動画

「不屈の右腕」は182センチの長身と長い腕から最速149キロの直球を投げ込む。鋭いカットボールやチェンジアップも大きな武器。大学での4年間は困難とも闘った東海大九州・小川の元には、既に11球団から調査書が届いている。

大学入学直後の2016年4月に起きた熊本地震で被災。熊本県南阿蘇村にある寮も大きな被害を受けた。隣のアパートは1階が倒壊。野球部員も救助活動に参加した。「生きて野球ができる状況がありがたかった。野球をやめる選択肢はなかった」と振り返る。

地震後は大学が1カ月間休校になり、神奈川の実家に戻った。野球部をやめた同期もいたが、小川は友人を通じて東京・渋谷での募金活動にも参加。「力士の方が財布の中身を全部寄付してくれた」。多くの人が関心を寄せてくれたという。

2年春に出場した全日本大学選手権では初戦敗退も救援で好投。全国トップレベルを見て「プロへ行きたい」と意思を固め、同年秋には大学日本代表候補に。3年春には球速が149キロに達したが、腰を痛めて同年秋のシーズンを棒に振った。

さらに復帰を目指していた今春は部内の不祥事で公式戦出場を辞退。全日本大学野球選手権への道を閉ざされた。悔しさを胸に復活した今秋はエースとしてフル回転。明治神宮大会出場を目指して、5日に始まる九州地区大学野球選手権の南部九州ブロック大会決勝トーナメントに臨む。

「力を出し切れなかった悔しさはあるが、けがや地震を言い訳にしたくない。今は少しでもいいアピールがしたい」。経済的事情で就職を考えたこともあったが、兄の太郎さんが「やりたいことをやれ」と夢を後押ししてくれた。「いつも家族の支えがあった。恩返ししたい」。約2週間後に迫った運命のドラフトを待つ。


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draftkaigi at 09:10│ │大学 
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