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福森耀真(九産大)、8球団から調査書

2019年10月06日

10/6、西日本スポーツ24面より

福森 耀真 (九州産業大・投手)
177cm・右投右打・動画

九産大が33年ぶりの春秋連覇-。福岡六大学野球秋季リーグ戦は5日、福岡市の福工大野球場で最終週最終日の3試合を行った。単独首位の九産大はエース福森耀真(動画)が日経大を11奪三振の力投で5-0と完封。9勝1敗とし、2季連続41回目の優勝を飾った。秋に限ると7年ぶりの頂点。

宿敵九共大の秋6連覇を阻止しても、フィニッシュは軽く右手を挙げただけだった。そのエース福森耀の周りに歓喜の渦ができるわけでもなく、九産大の7年ぶりの秋制覇は実に淡々としていた。

「(九共大の連覇を)止めて良かった。福森が柱となって頑張ってくれた」と大久保哲也監督は、優勝の最大の功労者にエースの名前を挙げた。福森耀は予備日を含めた6週全て初戦に先発して自己最多5勝で無敗。そのうち2完封を含む3完投と監督にもナインに信頼されるピッチングを披露した。

勝てば優勝というプレッシャーのかかるこの日の日経大戦でも、8回まで毎回の11奪三振。5、7回に四死球などで満塁のピンチを招いたが、自らの力で無失点に切り抜けた。「(満塁は)以前なら四球で自滅したかも。メンタルが強くなり、成長したかな」とエースは自らに合格点をつけた。

今年6月の大学野球選手権。九産大は初戦で大商大に1-2と敗退したが、その試合で先発の福森耀は4回途中KO。その反省から練習の精度を上げた。「漠然とではなく、ビデオなども見て、自分で考えてするようになった」。その成果が秋季リーグ戦で実を結び、夏からのオープン戦ではほとんど毎試合、最速150キロをマークするようになった。

「何としても神宮で選手権の仕返しをしたい」。8球団から調査票が届いているプロ志望の福森耀は、17日のドラフト会議が気になるが、九州大学選手権で優勝しての明治神宮大会出場は譲れない。

(10月5日 福岡六大学野球 九州産業大 5―0 日本経済大)



福森君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:20│ │大学 
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