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奥川恭伸(星稜)、ドラフト指名を待つ

2019年10月13日

10/13、中日スポーツ7面「ドラフトを待つ」より

奥川 恭伸 (星稜高・投手)
182cm・右投右打・動画

今夏の甲子園の主役は静かに運命の日を待っている。中日などがドラフト1位候補に挙げる星稜高の奥川恭伸投手(動画)は茨城国体の1回戦で智弁和歌山に敗れて、プロ志望届を提出。今夏が甲子園準優勝で終わった直後、「もう一回甲子園に立つ時はもっと大きくなった姿で戻ってきたい」と明かした時の思いは変わらない。

「野球が生活の一部となって生きていくのがプロの世界。とにかく勝ち星をたくさん挙げられる投手になりたい」。プロ志望届提出を表明した際にも「それなりの覚悟も必要」と語ったように、腹はしっかり据わった。

今夏の甲子園で最速154キロをマーク。そんな右腕の武器は周囲の声を素直に聞ける性格だ。林監督は奥川が入学した時に「これはプロに行かせないといけない素材」と思い、多くの目標設定をしてきた。達成に向けての道のりではライバルや壁に直面した。しかし、奥川は「上には上がいる。自分はまだまだ・・・」と受け入れて黙々と努力を続けた。

そして、自らを誇らない。今夏の石川大会を制した時も、甲子園3回戦で智弁和歌山とのタイブレークに及んだ延長14回の熱闘を制した時も「負けた相手の分まで・・・」と涙を流した。自分の心にうそをつかないピュアな男の姿勢はプロと面談しても、ドラフトの日が直前になっても同じ。くじの行方に全てを委ねる。

「12球団に対するこだわりはないです。どの球団から指名されても行きます」。甲子園に4度出場した強運を持つ右腕は果たして、どの球団に進むことになるのかー。奥川は“その瞬間”が来るのをひたすら待つ。



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