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松岡洸希(BC武蔵)、ドラフト指名を待つ

2019年10月14日

10/14、スポーツ報知6面「令和初ドラフト 夢へトライ」より

松岡 洸希(埼玉武蔵ヒートベアーズ・投手)
179cm・右投右打・動画

サイドスローから投じる松岡(動画)の直球は、捕手のミットを突き刺すような力強さがある。躍動感あるフォームは、ヤクルトで128セーブを挙げた林昌勇を彷彿とさせる。「NPBを目指せるところまで来た。高校の時に描いていた夢とは全然違う方向」と目を輝かせる。

投手を始めてから1年半、サイドスローになってから半年しか経っていない。埼玉・桶川西高時代は4番・サードだった。転機は部員が14人しかいなかった3年時。強肩だったことと投手の不足で、監督から「ピッチャーをやってみないか」と言われ、投手へ本格的に転向した。

昨年の最後の夏は埼玉大会1回戦で野村佑希(現日本ハム)率いる花咲徳栄に1-10のコールド負け。途中から登板した松岡は野村に右中間二塁打を許したが、この試合で最速143キロを計測した。「それまでNPBで野球をやる意識は全くなかったけど、上(のレベル)でやってみたいと思った」。大学からの誘いもあったが、最短でプロにいけると考え、独立リーグを選んだ。

昨年10月の自主練習中に肘をけがしたのがきっかけで、BC武蔵入り後の今年4月、上手投げからサイドスローに変更。「投げ方がかっこよかった」と、最速160キロを投げる林昌勇のフォームを研究し続けた。すると最速が148キロにアップ。「自分に合った投げ方だったんだと思う」と松岡は言う。

それまでと異なる投げ方に最初は慣れず、筋肉痛や腰痛に悩まされたが、体幹トレーニングや腹筋メニューを毎日欠かさず、“土台作り”と筋力アップにつなげた。

現在ではフォームも安定し、9月のオリックス2軍との交流戦で自己最速を149キロに更新。同月の巨人ファームとの交流戦で1回を3者凡退に抑えるなどして一気に評価を上げた。今は「自分のボールを投げれば上でも通用するんじゃないかと思った」と夢のNPBが近づいていることを実感している。弱小校からはい上がった右腕に注目が集まる。



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draftkaigi at 07:01│ │独立リーグ 
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