ドラフト会議情報局 2024高校生ドラフト候補 2024大学生ドラフト候補 2024社会人ドラフト候補
2024ドラフト指名予想 スカウト評価 ドラフト候補の動画 ホームにもどる

ロッテ3位・高部瑛斗、スカウト「スイング再現性高い」

2019年10月26日

スポーツ報知websiteより (source)

2019ロッテドラフト3位 高部瑛斗
国士舘大・外野手・動画

17日のドラフト会議で指名を受けたロッテ3位の東海大甲府OB、国士舘大・高部瑛斗外野手(動画)は25日、東京・世田谷区の同校でロッテの福沢洋一スカウトらと対面。福沢スカウトは、東都大学リーグ2部新記録の129安打を生んだ高部を「スイングの再現性が高い」と高評価。プロ1年目から即戦力としての活躍を期待した。

新たな世界に続く扉の前に立ち、自然と表情が引き締まった。「実感が出てきた。これから準備して戦える状態に持って行かないといけないと思った」。ロッテの永野吉成チーフスカウトと、福沢スカウトのあいさつを受けた高部は、笑顔を浮かべながらも気持ちを新たにした。

東海大甲府3年時、夏の甲子園に出場。進学した国士舘大では1年春からベンチ入りした。ボール球でも安打にする高い打撃力で東都2部の安打記録を大幅に更新、プロ切符をつかんだ。ドラフト後には、3年前に白血病のため16歳の若さで亡くなった弟・晴斗さんを墓参し指名を報告。「やっと1つの目標が達成できた、と伝えました」と明かした。

高校時代は学業と両立できない時期もあったが、病と戦う弟を見て奮起した。プロ入り後は、晴斗さん同様がんを患う子供たちを支援するため、チャリティー活動を行う方針。両親とも連動して、何かしらのサポートをするつもりだという。

担当の福沢スカウトは指名理由について「タイミングとバランスが一定。打撃の再現性が高かった」。何度視察しても、様々な投手から同じ打撃で安打を重ねる姿に目を奪われたという。「相手投手に合わせるのは必要だが、それをスイングを変えずに対応できていた。プロでは絶対に必要なことです」と力説した。

大卒1年目から即戦力の期待がかけられている高部。プロキャリアを通じての大目標として「2000安打」を挙げた。グラウンド内外で“一流”のプロフェッショナルを目指す。



高部君のスカウト評はこちら

高部君のバッティング動画はこちら

draftkaigi at 08:30│ │ロッテ 
ドラフトニュース検索