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広島育成1位・持丸泰輝、スカウト「打てる捕手に」

2019年10月30日

日刊スポーツwebsiteより (source)

2019広島育成ドラフト1位 持丸泰輝
旭川大高・捕手・動画

夢はでっかく捕手で首位打者! 広島育成ドラフト1位の旭川大高・持丸泰輝捕手(動画)が29日、旭川市内の同校で指名あいさつを受けた。

近藤芳久スカウトから「打てる捕手になり、広島の次代を担って欲しい」と期待された持丸は「勝負強い打撃で、首位打者を取れるような選手になりたい」と宣言。育成から支配下登録にはい上がり、捕手では今季の西武森ら4人しかいない偉業を大目標に掲げた。

あえて大きな目標を立て、自身を奮い立たせた。捕手の首位打者は過去、南海野村、ヤクルト古田、巨人阿部、西武森と球界を代表する選手だけが成しえた偉業。だが、厳しい勝負の世界へ臨むのに遠慮はいらない。持丸は「より高いところを目指さないと。しっかり練習して支配下に上がり、1日でも早く1軍でプレーしたい」と意気込んだ。

柔軟性あるリストがプロの心をつかんだ。食事も字を書くのも左利き。幼少期に父知己さんとキャッチボールするうちに送球だけ右利きになった。持丸自身「両手を自然と使えるようになれたのは大きい。父のおかげ」と言う。

均等かつ屈強な手首を生かし、今夏甲子園でヤクルト1位の星稜奥川から9回に会心の当たりを放った。浜風に戻され右飛となったが、近藤スカウトは「奥川君の球を完璧にとらえていた。1番インパクトがあった。いいリストを持っている」と指名理由に挙げた

広島は16年4位で坂倉、17年1位で中村奨ら高卒捕手を連続指名。近藤スカウトは「打てる捕手に。中村、坂倉との競争に、いち早く入れるようレベルアップして欲しい。そのポテンシャルは十分にある」と期待した。育成とはいえ、次代の正捕手候補として、質の高いバトルに挑んでいく。

北海道関連選手で広島からの指名は72年2位の大昭和製紙北海道・松林茂投手以来47年ぶり。松林は山口出身のため、道産子は持丸が初となる。「広島の赤い帽子は旭川大高のエンジに似ていてなじみやすい。高校で学んだ真摯な姿勢を貫き、勝負強い打者になりたい」。

真っ赤なスタンドをわかすスター捕手となって、北海道のファン拡大にも尽力する。



持丸君のバッティング動画はこちら


draftkaigi at 07:00│ │広島 
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