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草野球から来年ドラフト超隠し玉、杉浦健二郎

2019年11月04日

11/4、日刊スポーツ終面より

杉浦 健二郎 (中央大・投手)
182cm・右投両打・動画

少々気が早いが、来秋プロ野球ドラフト会議の“超隠し玉”候補が現れた。中大法学部3年の杉浦健二郎投手(動画)が3日、千葉・柏市のJR東日本グラウンドでのBCリーグトライアウトを受験。2日間の試験で150キロも投じた無名右腕は、それもそのはず高校、大学と野球部未所属。

印象的なゴーグル姿とまさかの快速球で、視察したNPB出身の球団関係者たちをざわつかせた。受験番号701、謎のゴーグル男がトライアウトの主役になった。外野手用グラブをはめて打者4人と対戦し、無安打2奪三振。杉浦は「右手の中指に血豆ができちゃって」と話しながら、142キロを記録した速球は十分切れていた。

試験初日のブルペンでは150キロを投げ、関係者を驚かせた。「フォームも制球も何も考えず、1球だけ全力で投げたら」と笑う杉浦は、野球部員ではない。高校はバドミントン部。大学では自身で草野球チーム「相模台レイダース」を立ち上げ、週末に楽しむ。

中学は野球部にいた。悩みも多く、高校野球は断念した。「甲子園だけ出たかったな」と笑うが「そこへの過程を考えると・・・」と静かに添えた。野球部にはいなくても右手握力78キロに、バドミントンでの腕の振りが重なり、草野球では無双の存在に成長。軟式野球SWBCの日本代表チームに選ばれるまでになった。

ややインステップ気味から、しなやかに腕を振る。WEB動画から学んだ。「フォームの基本構成は千賀投手です。腕の振りは山本由伸投手、ひじの抜き方は安楽投手をマネして・・・。組み合わせて、少しそぎ落とした感じです」。カットボールやツーシームも、動画を参考にした独学だ。

球団関係者たちも素質に見とれており、来季はBCリーガーになる可能性が高い。NPBへは「入れたらな、くらいです」と笑うものの、格好の前例がある。昨年、浅い投手経験ながらトライアウトで合格したBC武蔵・松岡洸希投手が、今秋ドラフトで西武から3位指名。「率直に、すごい。自分もNPBを考えるなら1年で」とイメージしている。

夢破れても「復学すればいいだけですから」と割り切っている。科学的なウエートトレも未経験という原石が、プロの指導を受けたらどうなるのだろう。無限に広がる可能性。杉浦本人以上に、周りがぞくぞくしていた。



杉浦君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:01│ │大学 
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