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中日4位・郡司裕也、三冠達成にスカウトも感心

2019年11月05日

11/5、西日本スポーツ7面より

2019中日ドラフト4位 郡司裕也
慶応大・捕手・動画

伝統の早慶戦で、中日からドラフト4位指名された慶大の郡司裕也捕手(動画)がまたしても輝いた。4日、東京六大学野球秋季リーグ最終戦の早大戦(神宮)に4番で出場。3―4でサヨナラ負けしたが1回に先制打を放ち戦後14人目となる三冠王を決めた。守りでも二盗を防ぎ、今秋の盗塁阻止率は驚異の6割6分7厘をマークした。

慶大では高橋由伸(元巨人)以来となる三冠の重圧も郡司には関係なかった。1回1死一、二塁で早大の身長2メートル左腕・今西の直球をセンター返しの先制適時打。打率2位以下を突き放し、打点は単独トップに立った。

「三冠より、きょう勝って(全チームから勝ち点をあげる)完全優勝がしたかった」と郡司は惜敗を悔やんだが、打率3割9分4厘、2本塁打、10打点で六大学リーグを締めくくった。

見せ場は打撃だけではない。直後の1回の守りでは早大・金子の二盗を完璧なスローイングで阻止。今季は盗塁を9度企図され、6度も防いだ。ネット裏の中日・近藤真市スカウトが「フットワーク、正確性がある。捕手として総合力が高い」とあらためて感心した。

高い盗塁阻止率の理由は「小指」だと郡司は言う。以前は「シュート回転をかけるような感覚」で二塁へ送球していたが、今夏の大学ジャパンの合宿で元環太平洋大学監督の野村コーチから「小指で投げるくらいのイメージで投げてみたら」と助言された。

シュート回転をかけるには右手人さし指を強く意識する。逆の小指を送球時に使うことはほとんどないが、そのイメージを持つことで球質が変わった。「夏の間ずっとスローイングに力を入れて、全く変わった。ピュッといくようになった」

リーグ戦の通算打率は2割9分7厘。「打てる捕手」として高評価されてきたが、守りでも着実に成長しているのが郡司のすごみだ。

六大学を制した慶大の主将として、まだ明治神宮大会での大仕事が残っている。郡司は今季限りで退任する大久保監督への思いを口にし「大久保監督も捕手出身。試合をどうつくるかを教わった。最後に日本一の監督にしたい」。竜のユニホームを着る前に、恩返しのミッションを自らに課した。

(11月4日 東京六大学野球 早稲田大 4―3 慶応大)



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draftkaigi at 10:00│ │中日 
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