中日3位・岡野祐一郎、近本(阪神)に負けない!
2019年11月09日
11/9、中日スポーツ1面より
中日からドラフト3位指名された東芝・岡野祐一郎投手(動画)が8日、横浜市の同社グラウンドで指名あいさつを受けた。松永編成部長、米村チーフスカウト、小山担当スカウトから、即戦力として期待されていると告げられた右腕は今年1年目で大活躍した阪神・近本光司外野手の名前を挙げ、プロへの意欲を示した。
浮かれた気持ちはさらさらない。引き締まった表情が置かれた立場を物語っていた。大卒から社会人3年目で勝ち取ったドラフト3位指名。球団からのあいさつが終わっても、岡野は神妙な面持ちを崩さなかった。「即戦力という評価をしていただいた。あいさつを受けてプロになる実感が湧きましたし、さらに頑張っていかないといけないと思いました」
高校や大学卒業時、さらに社会人2年目、そのすべてでドラフト指名されなかった大谷世代の一人は、活躍する同学年の姿をテレビ越しに見てきたと言う。
今季159安打を放ち、リーグ新人安打の新記録を達成した阪神・近本もその一人だ。昨年、社会人の侍ジャパンの一員としてともに戦った仲間も、1年たった今は新人王候補。今度は対戦相手となる。燃えないわけがなかった。「自分の世代で活躍している選手がいる。とても刺激になっているし、だからこそ社会人野球で頑張ってこられた」
近本がドラフト1位で指名され、自分は指名されなかったが、腐ることはなかった。「悔しい思いをしたからパワーアップできた」。1年間で最速は1キロアップの149キロ、平均球速は2キロアップと直球の質と変化球の精度に磨きを掛けた。中日スカウト陣も、昨年からの成長を認めていた。
自らも「点を取られても最少失点で切り抜けることを常に心掛けている」と調子が良くても悪くても大崩れしない投球に自信を持つ。プロ入りに向けて色紙には「体調管理」の文字を書いた。持ち前の安定感のある投球を年間通して継続するためにも大切なこと。まずは足元を固めて、先を走る同学年のライバルを封じ込める。
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2019中日ドラフト3位 岡野祐一郎 東芝・投手・動画 |
中日からドラフト3位指名された東芝・岡野祐一郎投手(動画)が8日、横浜市の同社グラウンドで指名あいさつを受けた。松永編成部長、米村チーフスカウト、小山担当スカウトから、即戦力として期待されていると告げられた右腕は今年1年目で大活躍した阪神・近本光司外野手の名前を挙げ、プロへの意欲を示した。
浮かれた気持ちはさらさらない。引き締まった表情が置かれた立場を物語っていた。大卒から社会人3年目で勝ち取ったドラフト3位指名。球団からのあいさつが終わっても、岡野は神妙な面持ちを崩さなかった。「即戦力という評価をしていただいた。あいさつを受けてプロになる実感が湧きましたし、さらに頑張っていかないといけないと思いました」
高校や大学卒業時、さらに社会人2年目、そのすべてでドラフト指名されなかった大谷世代の一人は、活躍する同学年の姿をテレビ越しに見てきたと言う。
今季159安打を放ち、リーグ新人安打の新記録を達成した阪神・近本もその一人だ。昨年、社会人の侍ジャパンの一員としてともに戦った仲間も、1年たった今は新人王候補。今度は対戦相手となる。燃えないわけがなかった。「自分の世代で活躍している選手がいる。とても刺激になっているし、だからこそ社会人野球で頑張ってこられた」
近本がドラフト1位で指名され、自分は指名されなかったが、腐ることはなかった。「悔しい思いをしたからパワーアップできた」。1年間で最速は1キロアップの149キロ、平均球速は2キロアップと直球の質と変化球の精度に磨きを掛けた。中日スカウト陣も、昨年からの成長を認めていた。
自らも「点を取られても最少失点で切り抜けることを常に心掛けている」と調子が良くても悪くても大崩れしない投球に自信を持つ。プロ入りに向けて色紙には「体調管理」の文字を書いた。持ち前の安定感のある投球を年間通して継続するためにも大切なこと。まずは足元を固めて、先を走る同学年のライバルを封じ込める。
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│中日