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ドラフト逸材2年生、中山礼都(中京大中京)

2019年11月22日

11/22、夕刊フジ23面より

中山 礼都 (中京大中京高・遊撃手)
180cm・右投左打・動画

明治神宮大会高校の部・決勝で、中京大中京高が高崎健康福祉大高崎高に4-3で逆転勝ち。名門の初優勝の立役者は、名前は「らいと」ながら花形の遊撃を守る中山礼都内野手(動画)だ。

チームは1-2と逆転された直後の3回に相手のミスで同点とし、なお中山が2死二塁で右中間を深々と破る勝ち越し三塁打。まだあどけなさの残る2年生は「積極的に攻めていけたし、勝負強さをアピールできた」とうなずいた。

打っては4打数2安打1打点の活躍。守っては7回に高いバウンドの難しいゴロを立て続けに2つさばき、相手の青柳博文監督を「あそこで守れるところに力の差を感じました」とうならせた。

特に2つ目は、二塁ベース近くでイレギュラー気味に高く跳ねる高難度の打球だったが、難なく処理する姿に球場全体がどよめいた。「めちゃくちゃ気持ちよかったです」と中山はしてやったりの表情。「肩の強さと打撃には一番自信がありますが、きょうは捕球の面でもよかったと思います」と胸を張った。

祖父と父も中京大中京出身。自身も2009年夏の甲子園優勝を見た8歳から、「進路はずっと一本で決めていた」という生粋の中京っ子だ。毎日午前4時半に起床し、5時半にはグラウンドへ。平日は壁当てを1時間、土日は学生コーチのノックを「浴びるほど」受けているという。

中学時代から東海ボーイズで知られた存在だったが、まずは秋のタイトルを獲得。期待の逸材が順調すぎる成長を遂げている。



中山君のバッティング動画はこちら


draftkaigi at 10:30│ │高校 
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