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スカウトの逆襲、西川遥輝(日ハム)

2019年12月02日

12/2、日刊ゲンダイ27面「スカウトの逆襲」より

2010日本ハムドラフト2位 西川遥輝
智弁和歌山高・外野手

日本にいるパートタイムの情報提供者から電話が入った。聞けば、日本ハムの西川遥輝外野手(2010日ハム2位)がポスティングによるメジャー挑戦を球団に要望したという。情報提供者によれば、球団も来オフのポスティングを認める方向らしい。

ニシカワ? ダレ? 思わず聞き返すと本塁打は期待薄だが、シュアな打撃の1番打者。最大の武器は、過去に3度、盗塁王を獲得した俊足だという。足を生かした守備範囲は広いものの、肩がいまひとつの中堅手らしい。守備範囲が広ければ中堅手としては問題ない。肩の弱さはカットマンがカバーする。

問題は打撃だ。ネットで調べると平均打率・284、出塁率・376だから選球眼は良い。しかし、圧倒的にパワーが不足している。2ケタ本塁打が昨年の1回だけで、しかも10本だった。本塁打は無理でも左中間、右中間を破る打球を多く打てるようになれば、俊足を生かした二塁打(今季26本)や三塁打(同6本)はこれまで以上に増えるだろう。

来季、打率・330、15本塁打ならともかく、現状ではメジャー契約は厳しい。マイナー契約を結んで招待選手としてスプリングトレーニングに参加、実戦を通じてメジャーを目指すスプリット契約が濃厚だ。ただ、仮にメジャー契約を結べなかったとしても、マイナーから這い上がれるのではないかという期待が西川には持てる。

聞けば、球団には3年くらい前からメジャー挑戦の希望を伝えていたという。突出した長打力があるわけでも、打撃3部門のタイトルを取ったわけでもないのに、よりレベルの高いメジャーにチャレンジしたいという意欲を買いたいのだ。

日本の情報提供者によれば、西川はここ数年のうちに、野球への取り組み方が劇的に変化したそうだ。その変わりように球団幹部も目を白黒させているという。

メジャーで成功する最大のカギは、それまでに残した数字やデータより何より、本人の意欲だと思う。メジャーで結果を残したいという欲が強ければ、他のことは犠牲にしてでも自分がどうすればよいかを考えるし、努力もする。

まだ27歳。トウの立っていない西川には、クスリを使ってでもメジャーに這い上がろうとするマイナーリーガーとの過酷な生存競争を勝ち抜くだけの気力があると思うのだ。(メジャーリーグ覆面スカウト)



下は2010ドラフトで日本ハムが指名した選手です。2位指名・西川遥輝のスカウト評はこちら

日本ハムの2010ドラフト指名選手
1位斎藤 佑樹早稲田大投手
2位西川 遥輝智弁和歌山高外野手
3位乾 真大東洋大投手
4位榎下 陽大九州産業大投手
5位谷口 雄也愛工大名電高外野手
6位齊藤 勝セガサミー投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:01│ │日本ハム 
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