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松坂大輔(中日自由契約)、西武と契約合意

2019年12月04日

12/4、サンケイスポーツ4面より

1998西武ドラフト1位 松坂大輔
横浜高・投手・18歳

西武は3日、今季限りで中日を退団した松坂大輔投手(1998西武1位)と契約に合意したと発表した。1999年にプロデビューを飾った古巣への復帰は14年ぶり。年俸3000万円プラス出来高払いの1年契約で、背番号は16に決まった。

年俸8000万円からの大幅減俸を飲んだ“平成の怪物”が、慣れ親しんだ埼玉・所沢のマウンドで復活を期す。入団記者会見は11日に行われる。

師走の日本列島に“怪物帰還”のニュースが駆け巡った。10月4日に中日退団が決まってから60日。ついに松坂の14年ぶりとなる古巣復帰が正式に発表され、西武・渡辺GMは「まだ現役でやりたい、うちとしても先発が必要ということで獲得に乗り出した。1軍の舞台で活躍してほしい」と晴れやかな表情を浮かべた。

米国滞在中の右腕は、球団を通じて「プロ野球選手としてのスタートであり、育ててもらった所沢、そしてライオンズファンの皆さんの前で、再び野球ができることをとても楽しみにしています」とコメント。さらに「リーグ3連覇、日本一を目指すチームの力になれるよう努力していきたい」と力強く誓った。

かつての常時150キロを超える“剛腕”のイメージは既にないが、酸いも甘いもかみ分けた経験が武器だ。日米通算22年目のマウンドに向かう男に、渡辺GMは「若い頃とピッチングスタイルは変わっているけど、ボールを動かしながら打ち取るゴロピッチャー。パ・リーグにはあまりいないし、体が元気なら戦力になってくれる」と期待。

「相当の思いで来ると思う。まずは現役を全うしてほしい。引退を考えず、いけるところまでいってほしい」と続けた。

所沢では早くも歓迎ムードが広がった。辻監督は「集大成だと思って頑張ってくれるだろう」。現役時代に一緒にプレーした松井2軍監督は「とんでもないルーキーが入ってきたと感じた。また同じユニホームでやれることを楽しみにしている」と、1999年に松坂が西武に入団してきた時のことを思い返した。

入団記者会見は11日の予定。涌井(ロッテ)、菊池(マリナーズ)らが背負った16のユニホームを身にまとい“怪物”が再び復活の一歩を踏み出す。



下は1998ドラフトで西武が指名した選手です。1位・松坂大輔のプロでの成績はこちら

西武の1998ドラフト指名選手
1位 松坂 大輔 横浜高 投手
2位赤田 将吾日南学園高内野手
3位星野 智樹プリンスホテル投手
4位柴田 博之東北福祉大外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:00│ │中日 | 戦力外通告
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