ドラフト会議情報局 2020高校生ドラフト候補 2020大学生ドラフト候補 2020社会人ドラフト候補
2020ドラフト指名予想 スカウト評価 12球団ドラフト情報まとめ ホームにもどる

中川大志(DeNA戦力外)、第二の人生はスカウト

2019年12月10日

12/10、スポーツニッポン4面「ユニホームを脱いだ男たち」より

2008楽天ドラフト2位 中川大志
桜丘高・内野手


11月22日、横浜市内で行われたDeNAの新入団発表。スーツ姿で会場の一番後ろから見守る中川大(2008楽天2位)の姿があった。アマスカウトとしての初仕事。「まだ自分が指名した選手はいないけど、夢と希望を持って入団してくる選手の顔を見るだけでうれしい。親心湧きますよね、きっと」。次のステージへ、力強く歩みだしていた。

引き際は決めていた。17年限りで楽天を戦力外となり、DeNAから声が掛かった。このときも引退が頭をよぎったが「もう一度、チャンスがあるならやりたいと思った。でも次が最後」。そう心に決めて、新天地にやってきた。

移籍2年目は3試合出場で3打数無安打。2度目の通告で、迷いはなかった。いつも支えてくれた莉野夫人も「あなたに任せる」と言ってくれた。11年間の現役生活に別れを告げ、バットを置いた。

小学1年で野球を始めたのは、高校野球の指導者だった父・明智さんの影響だった。とにかく厳しかった父だが、「プロを目指せ」と基礎を叩き込んでくれた。16年に56歳で他界。天国で見守る父の教え通りに努力する姿は「練習の虫」とも呼ばれた。

「いいときも悪いときも、投げやりにせずにやってきた。頑張ってきたので、父も“お疲れさま”って言ってくれていると思います」。父を思い、穏やかに笑った。

18歳でプロの世界に飛び込んでから毎年、シーズンが終わると欠かさなかったことがある。自身をプロの世界に導いてくれた担当スカウトの山田潤氏(楽天)への連絡だ。話題は野球のことだけでなく、プライベートにまで及ぶ。戦力外通告を受け、アマスカウトの話をもらったときもすぐに相談した。

恩師からの「魅力的な仕事だ」との言葉に、中川大も「僕は山田さんに今も感謝しているし、縁って大事。自分もそうなれたら」と新たな道を決めた。「たくさん失敗すると思いますが、失敗を恐れて逃げては駄目。どんなことも逃げずに頑張っていきたいと思います」。次の舞台でも中川大らしく努力を重ね、原石を発掘していく。



下は2008ドラフトで楽天が指名した選手です。2位指名・中川大志のプロでの成績はこちら

楽天の2008ドラフト指名選手
1位 藤原 紘通 NTT西日本 投手
2位 中川 大志 桜丘高 内野手
3位 井坂 亮平 住友金属鹿島 投手
4位 井上 雄介 青山学院大 投手
5位 楠城 祐介 パナソニック 外野手
6位 辛島 航 飯塚高 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 09:39│ │横浜DeNA | 戦力外通告
ドラフトニュース検索