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スカウトが選手のしぐさから注目するポイント

2019年12月11日

12/11、デイリースポーツ8面「デイリー特命スカウトネット裏雑記帳」より
強豪校には、言うまでもなく強打だけでなく堅実な守備力が備わっている。しかも、そこには注目する点がある。それは、あらゆる動作の流れの中に「トップの位置」が定まっているところだ。

キャッチボールをする際にも、強豪校の選手は捕球してからが素早く、利き腕の肩より高い位置まで肘を上げ、球を握る手の位置も高く構えてトップをつくる。そうすることによって、上から振り下ろすように投げられるので、球には縦に逆スピンがかかり、制球が安定する。

浮力がアップして球足が長くなり、いわゆる伸びる球が投げられるというわけだ。

打撃も同様にトップの位置がある。投球を待っている時の構えには、打つための初動としての構えが必要だ。その位置は人それぞれだが、待っている時に構えている位置と同じ高さか、それより高い位置にテークバックして初動のトップをつくる。それによって瞬時に投球に反応でき、最短距離でコンパクトにバットを振り始めることができる。

また、余分な動きがなくなるので、体の前でバットが振れ、効率よく力が球に伝えられる。力強い打球を打ち出すことが、可能になるわけだ。

強いチームの大半はそれらを心得ているので、試合直前にベンチ前で行われる先攻の素振りや、後攻のキャッチボールを見ていれば、そのチームの指導状況がわかる。強豪校の強さには、選手の資質や練習量だけでなく、その根元に核となる教えが存在するのは明らかだ。

自然な動きに逆らわず、ニュートンの法則も利用しながらプレーもする。そういうものも、我々スカウトは選手のしぐさから観察している。



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