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島袋洋奨(ソフトB戦力外)、サラリーマンで再出発

2019年12月11日

12/11、スポーツニッポン4面「ユニホームを脱いだ男たち」より

2014ソフトBドラフト5位 島袋洋奨
中央大・投手・スカウト評

戸惑いの連続で、一日があっという間に過ぎていく。サラリーマンとして第二の人生をスタートさせた島袋(2014ドラフト5位)「野球とは全然違う疲れ方ですね。覚えることが多くて大変です」と苦笑いした。

入社したのはサポートギアなどを扱うメーカー「アスリートビジョン」。販売員として東京、横浜の店舗で働いている「僕がプロに入ってから肘のサポーターなどを使わせてもらっていた。興味がある分野だったので、決めました」と話した。

生活拠点を東京に移し、妻を沖縄に残しての単身赴任生活。「通勤時間の満員電車が本当に苦手」と、朝は自宅を出る時間を早め、各駅停車の電車で座席を確保する。食事面の苦労も多いが「米だけ炊いて、総菜を買っています」。

学生時代にアルバイト経験もなく、パソコンの使い方から学んだ。「エクセルって何だろう」というレベルからのスタートだったが、メールや資料のプリントアウトなどはこなせるようになった。

興南では10年にエースとして甲子園春夏連覇の立役者となり、沖縄は「トルネード旋風」に沸いた。中大を経てソフトバンク入り。プロでは1年目に2試合に登板したが、2年目以降は1軍に呼ばれることはなかった。「春夏連覇がなかったら、あの後の僕はなかった。プロでは結果が出なかったけど、悔いはない」と5年間のプロ生活を振り返った。

将来の夢は、故郷の沖縄で野球の指導者になることだ。興南の我喜屋優監督からは「(指導者の)道の中に興南もあるよ」とエールを送られたという。プロでは左肘を手術するなど、リハビリ生活も経験しただけに「プロで教わったことがたくさんある。指導者になれば経験したことを言ってあげることができる」と自身の体験談も指導に生かす構えだ。

11月に一度、沖縄に帰省し、故郷への思いを再確認した。「僕にとって沖縄は特別な場所。甲子園は想像はできないけど、やるなら上を目指していきたい」。まずはサラリーマンとして野球以外の世界を勉強し、視野を広げる。そして、母校を率いて甲子園の頂点へ。島袋の新たな挑戦が始まった。



下は2014ドラフトでソフトBが指名した選手です。5位指名・島袋君のスカウト評はこちら

ソフトBの2014ドラフト指名選手
1位松本 裕樹盛岡大付高投手
2位栗原 陵矢春江工高捕手
3位古沢 勝吾九州国際大付高内野手
4位笠谷 俊介大分商高投手
5位島袋 洋奨中央大投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 10:30│ │ソフトバンク | 戦力外通告
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