巨人、ドラフト逸材発掘へ全国各地にスカウト構想
2019年12月13日
12/13、デイリースポーツ7面より
巨人の原辰徳監督は11日(日本時間12日)、将来の金の卵発掘へOB“特命スカウト”ネットワーク構想を計画していることを明かした。北は北海道、南は沖縄までいる巨人OB会員の中から人選し、スカウティング強化に乗り出す。
人材発掘強化へ、全国津々浦々、少年野球などに携わっている巨人OBにスカウティング活動を依頼するプランが立ち上がった。原監督は「OBの方々にはアマチュア野球に精通している人がいる。OB会の方を面談して、選んでいければ」と構想を明かした。
野球センスのある将来有望な子どもたちを幼少期からリサーチしていくことが狙いだ。「有望な子が17、18歳になった時、金の卵だった時は、こういう風に成長してきたというのが分かれば説得力があるよね」と原監督。幼少期からの成長過程を見続けている“特命スカウト”がいれば、より選手の特長や性格を把握できる。
原監督は愛知の無名公立高校出身ながら、今や球界のエースとなった千賀を例に挙げ「当時から何か光るものがあったり、すごい努力をする心を持っていたんだと思う」。ダイヤの原石を埋もれた逸材にしないことが狙いだ。
球団OBは北海道から沖縄まで点在し、少年野球などに携わっている人材が多い。各都道府県に1人は特命スカウトを置く構想があり「そうなればいいけど。今、名簿も含めていろいろ検討している状況。計画は進んでいる」と原監督。球団は適正なルールにのっとって打診を始めており、早ければ来季中にも実現させる方針だ。
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