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城島健司がソフトバンク復帰、次期監督の有力候補に

2019年12月19日

12/19、西日本スポーツ1面より

1994ダイエードラフト1位 城島健司
別府大付高・捕手

福岡ソフトバンク、米メジャーのマリナーズ、阪神で活躍した城島健司氏(1994ダイエー1位)が、新設されるポスト「王貞治球団会長付」として15年ぶりにソフトバンクへ復帰する。

球団は福岡移転後の初優勝、日本一に貢献するなど王監督時代の黄金期を支え、捕手として日本選手で唯一メジャーに移籍した「第一人者」の補強で、組織としての強化も進める。城島氏は球団のアドバイザー的な役割を担う一方で、日本シリーズ後に2021年までの2年契約を結んだ工藤公康監督の“後継候補”としての含みもあるとみられる。

球団をさらに強固な常勝チームへと進化させるために、これ以上の人材は見当たらない。球団が城島氏に準備したのは、球団会長付という新ポスト。あす20日にも就任会見が開かれる予定だ。詳細な職務内容は分かっていないが、強化、運営、普及といった面で全般的にアドバイザー的な役割を期待される。

かつてバッテリーを組んだ工藤監督との関係も良好で、現場との意思疎通に障害はない。

城島氏はドラフト1位で1995年に福岡ダイエー入団。同年が就任1年目だった王監督の薫陶を受けて成長を続けた。99年に福岡移転後初のリーグ優勝、日本一を攻守で支え、再び日本一となった2003年は野村克也氏に次ぎ捕手で2人目のシーズンフルイニング出場を達成。打率3割3分、34本塁打、119打点でMVPにも輝いた。

活躍は国内に限定されない。04年は日本代表としてアテネ五輪に出場。主に4番で捕手を務め銅メダルに貢献した。05年オフにFA権を行使し米メジャーのマリナーズへ移籍。1年目から正捕手としてマスクをかぶり、09年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本を2大会連続世界一に導いた。同年オフに阪神で日本復帰し12年までプレー。引退まで「捕手城島」を貫いた。

日米18年のプロ選手生活を終えた後、表だった野球の「仕事」はあえて遠ざけてきたが野球への情熱は隠せない。自身が育ったホークスや現在のプロ野球の在り方、2軍の運営方法についても持論がある。周囲には「王会長や野球へ恩返ししたい思いはある。指導者じゃなく、GM(ゼネラルマネジャー)もやってみたい」と語っている。

一方で13年からは趣味の領域を超え釣りに没頭。RKB毎日放送(福岡市)で自身の冠番組「城島健司のJ的な釣りテレビ」を持ち今年で放送300回を突破した。今後は未定ながら来年も番組は継続予定。球団会長付の職務と並行して出演を続けるとみられる。

城島氏の引退後、球団はさまざまな形で復帰のタイミングを計ってきた。王会長もここ数年は「ジョー(城島氏)はいつユニホームを着るつもりなんだ。早い方がいい」と言及。秋山前監督は6年、工藤監督は残り2年の契約を満了すれば王監督の14年に次ぐ7年の長期政権となり、状況的にも城島氏は次期監督の有力候補といえる。

指導歴こそないが、城島氏の捕手として卓越した観察眼と野球理論は関係者の知るところだ。コーチではなく「球団付」というポストには、常勝ソフトバンクの礎を築いた立役者に対する球団、王会長の思いが含まれているといえる。城島氏の復帰は球団の新たなストーリーの始まりになりそうだ。



下は1994ドラフトでダイエー(現ソフトバンク)が指名した選手です。城島健司は1位指名入団。プロでの成績はこちら

ダイエーの1994ドラフト指名選手
1位城島 健司別府大付高捕手
2位斉藤 貢プリンスホテル投手
3位本間 満駒沢大内野手
4位藤井 将雄日産自動車九州投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 09:15│ │ソフトバンク 
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