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島井寛仁(楽天戦力外)、株式会社鮮ど市場に就職

2019年12月22日

12/21、日刊スポーツ6面「さよならプロ野球」より

2012楽天ドラフト5位 島井寛仁
熊本ゴールデンラークス・外野手

出会いは人生を動かす。楽天から戦力外通告を受けた島井寛仁外野手(2012楽天5位)の元に、1本の連絡があった。「待っているから。他の話を聞いてきなさい」。社会人の熊本ゴールデンラークス監督で、運営元のスーパー「鮮ど市場」社長の田中敏弘氏からだった。

プロへの道も恩師の声で切り開かれた。高校卒業後、地元沖縄のビッグ開発ベースボールクラブへ入団。3年在籍後の11年、野球をやめようと思ったが知り合いを通じて田中氏から連絡が入った。「絶対にプロへ行かせてやる」。迷わず、籍を移した。

同社のモットーは「野球選手である前に立派な社会人であれ」。練習開始までの午前中は鮮ど市場飛田店の青果売り場で勤務した。店頭に立てば地元のお客から「頑張ってるの?」、「調子はどう?」と声をかけてもらった。「顔も覚えました。試合に来てくれてうれしかった」。12年ドラフト5位で夢をつかんだ。

2年目の14年オフ、育成契約に。背番号は50から005に変わった。「3桁を背負った人にしか分からないものがあった」。周囲の目を気にし、自然と背番号の入っていないトレーニングウエアを手にとった。

新たな出会いもあった。16、17年に2軍監督を務めた平石現ソフトバンク打撃兼野手総合コーチ。「腹を決めていけ」と勝負どころで代走起用してくれた。「平石さんのためにも絶対に支配下になりたかった」。17年オフ、返り咲いた。

6年目の18年、代走でプロ初出場。2年後、戦力外通告。現役続行へ悩んだ。社会人野球4チーム、一般企業7社からオファーもあった。それでも「人に支えられてここまで来られた。恩、出会いを大事にしたい」と熊本を選んだ。株式会社鮮ど市場プラスジャパンへ就職。熊本ゴールデンラークス、鮮ど市場ヒゴバックスへの助言や地元のスポーツ振興事業に関わる。

「次は僕が恩返しをする番ですね」。まだ見ぬ出会いが待ち遠しい。



下は2012ドラフトで楽天が指名した選手です。島井寛仁は5位指名入団。プロでの成績はこちら

楽天の2012ドラフト指名選手
1位 森 雄大 東福岡高 投手
2位 則本 昂大 三重中京大 投手
3位 大塚 尚仁 九州学院高 投手
4位 下妻 貴寛 酒田南高 捕手
5位 島井 寛仁 熊本Gラークス 外野手
6位 柿沢 貴裕 神村学園高 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:00│ │楽天 | 戦力外通告
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