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2020選抜、中山礼都(中京大中京)進路はプロ一本

2020年01月28日

1/28、中日スポーツ6面「春の主役に立候補」より

中山 礼都 (中京大中京高・遊撃手)
180cm・右投左打・動画

持ち味は勝負強さにある。昨秋、中京大中京・中山(動画)が公式戦19試合で挙げた33打点はチームトップ。特に東海大会では、準決勝・藤枝明誠戦で自身の1試合最多6打点を挙げるなど、3試合で計10打点を稼ぎ出した。

打ちたい気持ちが空回りした場面もあり、左打ちの強打者は「納得のいく成績を乗せなかった」と振り返るが、その反省を本番につなげる。

甲子園では進化した打撃を披露する。秋はノーステップ打法で臨んだが、右足を上げるフォームに改良中。「上半身だけで打ってしまい、下半身を使えていなかった。引っ張りの打球が少なかった」。

そのため、オフの期間は下半身を徹底強化。距離を問わず、走ることをメインに取り組み、帰宅後も近所の階段でダッシュを繰り返す。高校通算15本塁打からの上積みも期待できそうだ。

名前の「礼都(らいと)」は、右翼手の「ライト」が由来。同校OBである父・慎也さんの同世代に、イチロー(元マリナーズほか)や松井(元巨人、ヤンキースほか)、高橋(元巨人)ら、右翼手に好選手が多かったことから命名された。

「ライトを守ったことは一度もない」と本人は笑うが、父が込めた野球への思いを感じながら、強肩好守のプロ注目遊撃手に成長した。進路は、現時点ではプロ一本に絞っている。「まずは、チームの勝利に貢献したい。それが、いいアピールになればいい」。将来の夢が懸かるセンバツ本番で、秋よりレベルアップした姿を見せつける。



中山君のバッティング動画はこちら



draftkaigi at 11:00│ │高校 
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