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2020選抜、佐々木泰(県岐阜商)は超高校級内野手

2020年01月29日

1/29、中日スポーツ6面より

佐々木 泰 (県岐阜商高・三塁手)
179cm・右投右打・動画

2018年の10月だった。県岐阜商のグラウンドで行われた練習試合。相手は後に阪神ドラフト1位で入団した創志学園の西。直前の甲子園で鮮烈なデビューを飾った右腕に対しなんと5打数5安打。しかもサイクルヒットのおまけつき。「あれで自信になった」と胸を張る。

さらに昨年5月にはヤクルトドラ1の星稜・奥川とも対戦。こちらも4打数4安打と打ち込んだ。鍛治舎巧監督をして「これまで指導した選手の中でもトップクラス」と言わしめる強打者。高校通算34本塁打の長打力だけでなく右方向にも強い打球が飛ばせる。

参考にするのは楽天の浅村だ。「逆方向に大きい当たりが打てるし、勝負強い」。どっしりと構え、どの球に対してもフルスイングすることを今年の春先から意識。スタメン全員がスイングスピード145キロを超える打線の中心を担う。

同校が5年ぶりに戻る聖地。佐々木は兵庫・明石商の中森ら同世代のエースとの対戦を待ちわびる。特に意識するのが愛知・中京大中京の高橋だ。東海大会決勝で対戦し2打数1安打ながら「打ち崩すことができなかった。甲子園ではやり返したい」と負けん気がのぞく。

「甲子園では3本はホームランを打ちたい。チームの勝利に結び付くように」と意気込む。各地区のエースを打ち砕き、令和最初となるセンバツの頂点を目指す。




draftkaigi at 07:00│ │高校 
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