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2020センバツ高校野球の展望(小倉氏の見解)

2020年02月03日

2/3、日刊ゲンダイ26面「小倉清一郎の鬼の秘伝書」より
センバツ甲子園に出場する32校が1月24日に決まった。今大会の特徴は経験豊富な強豪校が多く、明らかにレベルが落ちる学校が少ないこと。全出場校を見たわけではないが、各地区大会や明治神宮大会を見た範囲で有力校を挙げてみた。

まずは東北大会を制した仙台育英(宮城)だ。左右の1年生・笹倉、伊藤は好投手。打線もまずまずだが、捕手に難があるように見受けられた。関東王者の高崎健康福祉大高崎(群馬)も左右の下、橋本拳の大型二枚看板がいい。冬の間に打線が強化されれば面白い存在だが、こちらも昨秋の段階で捕手に難があった。

同じ関東では、4強の東海大相模(神奈川)に注目している。破壊力のある打線は文句なし。投手力が弱いと見ていたが、センバツでは主将で主砲の山村が主戦として投げる可能性がある。昨秋の公式戦は1試合しか登板していないが、最速142キロの本格派。山村のデキ次第では頂点が狙える。

明治神宮大会優勝校の中京大中京(愛知)も高橋、松島と2人の好投手を抱え、上位を狙える総合力がある。そして、出場する全6校が優勝候補といってもいいほど粒揃いなのが、近畿勢である。その中でも大阪桐蔭履正社の大阪2校は能力が高い選手が揃い、決勝で当たっても不思議ではない。

昔から「春は投手力」といわれる。昨年、春夏連続4強に入った明石商(兵庫)はエース中森が健在。高校生全体でもナンバーワン投手だろう。明徳義塾(高知)のエース新地はスライダー、カーブ系のコントロールがいい左腕。実戦感覚があまりない春に打ち崩すのは難しい投手だ。

九州勢では昨春のセンバツ4強の九州王者・明豊(大分)より、準優勝の大分商(大分)、4強の鹿児島城西(鹿児島)をダークホースに推す。いずれも好投手がいる。特に初出場の鹿児島城西はスポーツ紙が軒並み「Cランク」をつけるほど評価が低いが、元ダイエーの佐々木監督がしっかりしたチームをつくっており、侮れない。

私が臨時コーチを務める山梨学院(山梨)も選出された。吉田洸二監督の長男でコーチを務めていた吉田健人が部長になり、私がアドバイスした野球を練習で継続している。まずは1勝が目標だ。

それにしてもスッキリしない。関東・東京6校目は、関東8強で一番評価が高かった花咲徳栄(埼玉)が選ばれた。ただ、東京準優勝の帝京の評価も悪くなかった。そもそも関東、東京と違う大会に出たチームを比べるのだから、難しいに決まっている。

持論はこうだ。東京の1位校は自動的に決定。東京2、3位校を関東大会に出場させて5校を選べばいい。大阪も1位は決まりにして、2、3位校が近畿大会に出るようにする。今のままでは無理がある。見直す時期がきている。



上の記事は「松坂大輔の育ての親」として有名な小倉清一郎氏が書いたものです。下は同氏が横浜高の野球部部長に就任した1994年から退任するまで、同校からドラフト指名された選手。(大学・社会人経由も含む)

選手名指名年度とプロ入り後の成績
紀田 彰一1994横浜1位
斉藤 宜之1994巨人4位
多村 仁1994横浜4位
横山 道哉1995横浜3位
幕田 賢治1996中日3位
中野 栄一1996中日4位
高橋 光信1997中日6位
白坂 勝史1997中日7位
松坂 大輔1998西武1位
矢野 英司1998横浜2位
部坂 俊之1998阪神4位
小池 正晃1998横浜6位
丹波 幹雄1998ヤクルト8位
阿部 真宏2000近鉄4位
後藤 武敏2002西武自由枠
成瀬 善久2003ロッテ6巡目
小山 良男2004中日8巡目
涌井 秀章2004西武1巡目
石川 雄洋2004横浜6巡目
松井 光介2005(大・社)ヤクルト3巡目
佐藤 賢治2006(高校)ロッテ2巡目
福田 永将2006(高校)中日3巡目
円谷 英俊2006(大・社)巨人4巡目
高浜 卓也2007(高校)阪神1巡目
土屋 健二2008日本ハム4位
筒香 嘉智2009横浜1位
荒波 翔2010横浜3位
近藤 健介2011日本ハム4位
乙坂 智2011横浜5位
下水流 昂2012広島4位
田原 啓吾2012(育成)巨人1位
倉本 寿彦2014DeNA3位
浅間 大基2014日本ハム3位
高浜 祐仁2014日本ハム7位


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