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松岡健一(ヤクルト)、ドラフト自由枠入団の舞台裏

2020年03月01日

夕刊フジ43面「元ヤクルトチーフスカウト鳥原公二のトリ物帖」より

2004ヤクルトドラフト自由枠 松岡健一
九州東海大・投手

2004年はドラフト前に激震が起こります。明大の一場靖弘投手に、プロ数球団が野球協約に違反して、金銭を渡していたことが発覚。各球団のオーナーが辞任する大問題となりました。

ヤクルトも一場のところへ、スカウト活動に行ったことがあります。しかし、以前から熱心に動いていた球団があったため、色のよい返事をもらえなかったこともあり、一場事件の影響はまったく受けませんでした。

一場はできたばかりの楽天に入団。09年の開幕直前にヤクルトへトレードでやってきましたが、その年に1勝を挙げただけで、4年目の12年オフに戦力外になりました。

ヤクルトの04年自由枠は、まず早大の田中浩康内野手が決定。次は投手が欲しかった。秋口に入り、九州の社会人チームに進むことが決まっていた九州東海大の松岡健一投手「プロに行きたい」と進路を変えたという話を耳にして、すぐさま熊本に飛びました。

本人や両親と会って条件を提示して、帰り際に「なるべく早く結論をお願いします」と伝えました。その日のうちに事態は急転。別の有力投手から逆指名をもらえる可能性が出てきたのです。そこで翌朝、担当スカウトを通じて松岡側にこちらの考えを伝えたところ、「(前日に提示した)その条件でお願いします」と入団が決まりました。

この件は長引かせてしまったら、他球団が割り込んできて終わりだと思っていたので、ドタバタとはしましたが、結果的にうまくいきました。

松岡は14年間、おもに中継ぎで活躍して18年限りで引退。昨年から2軍投手コーチとして、選手育成に携わっています。ルーキーのときにはいろいろと苦労もしたので、若い選手の気持ちがわかる、いいコーチになってくれると思います。



下は2004ドラフトでヤクルトが指名した選手です。松岡健一は自由獲得枠で入団。プロでの成績はこちら

ヤクルトの2004ドラフト指名選手
自由枠 田中 浩康 早稲田大 内野手
自由枠 松岡 健一 九州東海大 投手
1巡目 (指名権なし)
2巡目 (指名権なし)
3巡目 (指名権なし)
4巡目 川本 良平 亜細亜大 捕手
5巡目 上原 厚治郎 沖縄電力 投手
6巡目 丸山 貴史 愛工大名電高 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:02│ │ヤクルト 
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