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ドラフトで「10年に1人」の選手が大成しない理由

2020年03月05日

3/4、夕刊フジ27面「元ヤクルトチーフスカウト鳥原公二のトリ物帖」より
よく「10年に1人」といわれる選手が出てきますが、そういう選手ほどプロに入って結果を残せずに終わることが多いものです。2007年の大学・社会人ドラフトで6球団が競合し、ソフトバンクに入団した東洋大・大場翔太投手(2007ソフトB1巡目)が代表例といえるでしょう。

私たちはそんなとき、「水が合わないんだろう」と言うものです。やはり環境などを含めて合う、合わないがあります。ソフトバンクでは8年間で15勝と大きな期待ほどの活躍ができず、9年目に中日へトレードされましたが、その頃には旬は過ぎていました。

この年、ヤクルトは慶大の左腕・加藤幹典投手(2007ヤクルト1巡目)を1本釣りしました。加藤を初めて見たのは神奈川・川和高時代。城郷高の吉田幸央投手(2003ヤクルト5巡目)の試合を見に行ったときの対戦相手で「この投手もすごいな」と強烈な印象が残りました。

その後、慶大に進学し東京六大学で30勝。一般受験で慶大に入学した頭の良さもあり獲得しましたが、3年目の10年にプロ初勝利も、5年間でその1勝に終わりました。

スカウトは「どれか1つ、いいところがあればいい」と考えて獲得します。高橋由伸(1997巨人1位)のような3拍子そろった選手は、それこそ10年に1人しか現れません。ところが心技体の1つ1つではなく、3つが兼ね備わってバランスよく成長していかないと、プロでは大成しない。どれかが欠けると、レギュラーにはなれても、長続きしないということだと思います。

この年の開幕前には、西武のスカウトが2選手に栄養費として金銭を渡したことが発覚。その年の高校生ドラフトで上位2人の指名を辞退することになりました。そして翌年から逆指名制度が廃止。1巡目は抽選のドラフトに戻ることになります。



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draftkaigi at 07:02│ │ヤクルト 
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