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阪神、イチローをドラフト指名候補に入れなかった理由

2020年03月26日

デイリースポーツ8面「元阪神スカウト菊地敏幸のドラフト舞台裏」より

1991オリックスドラフト4位 鈴木一朗
愛工大名電高・外野手

1991年度ドラフト会議。この年のドラフトは4位指名が豊作でした。広島が金本、近鉄が中村、そして何と言ってもオリックスが鈴木一朗、イチロー(1991オリックス4位)です。

イチローのプロ野球、メジャーでの活躍は誰しもが知っていますが、意外にも4位と低評価でした。他球団では巨人の担当スカウトも評価していたみたいですが獲得するまでには至らなかったようで、阪神ではリストにも挙がっていなかったと思います。

イチローが1軍で活躍したぐらいだったと思いますが、球団の会議で「どうしてイチローを獲得できなかったか」という議論がありました。その時、担当地区だった某スカウトが「私は投手(出身)なので野手のことは分からない」といった発言をしていて、びっくりしたのを覚えています。

確かに中村にしても、高校生の野手の評価は難しいものです。しかもイチローの場合は、高校時代投手だった選手を野手として評価したのですから。

イチローの担当スカウトだった三輪田さんとは親しくさせて頂きました。その三輪田さんと食事をしていた時、こんなことを言われました。「イチローを1位で獲ったらすごいスカウト。4位ならば誰でも獲れる」。結果論で言えば、イチローも中村も金本も1位で獲らなければいけない選手。しかしその見極めが難しい。

三輪田さんは98年に沖縄水産の新垣を強行指名し、交渉が難航したことがきっかけで自ら命を絶ちましたが、「スカウトはその選手の本当の力を見極めなければならない」ということを教えてくれました。



下は1991ドラフトでオリックスが指名した選手です。イチロー(鈴木一朗)は4位指名され入団。プロでの成績はこちら

オリックスの1991ドラフト指名選手
1位 田口 壮 関西学院大 内野手
2位 萩原 淳 東海大甲府高 内野手
3位 本東 洋 三菱重工長崎 投手
4位 鈴木 一朗 愛工大名電高 投手
5位 北川 晋 浪速高 投手
6位 西 芳弘 寺井高 外野手
7位 山本 大貴 元阿部企業 投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 10:10│ │阪神 
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