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育成のソフトバンク、ドラフト戦略の秘密

2020年04月09日

4/9、サンケイスポーツ4面より
千賀滉大、甲斐拓也、周東佑京-。3人はいずれも3桁の背番号から「侍ジャパン」の戦力にまで成長した。3年連続日本一の常勝軍団の育成の秘密はどこにあるのか。永井編成育成本部本部長兼スカウト・育成部部長に聞いてみた。

「(育成選手は)何人までというルールがないので、人数の強みはあります。支配下の枠を取っ払うと、うちは90人近くいるので、分母の大きさはあると思います」

今季、育成22選手は巨人の24選手に次いで12球団で2番目。支配下を合わせて89選手を保有している。2011年から導入した3軍で主に経験を積ませ、それぞれの課題を明確にしていく。ただ潤沢な資金を使った「人数」も「構造」も、スカウトの眼力とドラフト戦略があるからこそだ。

「選手の能力=ドラフトの順位ではないんです。他球団のどこのスカウトも見つけていない選手なら、上位で指名をする必要がありませんから。そういう(他球団の)情報を集めることも、スカウトにとっては大事なこと」

柳田悠岐を2位で指名した10年秋のドラフト会議。このとき、千賀を愛知・蒲郡高から育成4位で、甲斐を大分・楊志館高から育成6位で指名している。隠れた才能を独自に見つけることで、育成枠の下位でも指名できる。それだけの眼力と情報網がスカウト陣に備わっていると強調した。

現在、アマチュアスカウトは9人。他球団に比べても「平均的」な人数だというが、週に1度は電話で地域別、年齢層別の情報や大会での成績を共有。月に1度は顔を合わせてミーティングを開催している。

支配下の枠で指名するなら、求めるのは戦力としての総合力。一方で育成枠は「ひとつ秀でていればいい。スカウトも推薦しやすい」。甲斐なら肩、周東なら足-。原石を見つけ、たたきあげる環境と人材が鷹にはある。

「分母が大きくなると強いということを、ホークスの成績をもって証明できたら。戦力にまで成長するのは、選手自身の頑張りですから」。常勝を義務づけられているからこそ、投資は惜しまない。夢をつかもうと汗を流す若鷹が秘める可能性は無限だ。



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draftkaigi at 10:20│ │ソフトバンク 
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