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赤上優人(東北公益文科大)、ロッテ「上位候補」

2020年04月26日

スポーツ報知websiteより (source)

赤上優人(東北公益文科大・投手)
175cm・右投右打・動画

東北公益文科大初のプロ野球選手誕生。しかも「ドラフト1位で」という高い目標を掲げ、赤上優人(動画)は鍛錬の日々を送っている。本来であれば、南東北大学リーグ開幕戦を直前に控えている状況だが、コロナ禍の影響で開幕が6月20日に延期となったことを受け、現在はプロの世界で通用するための体力強化に励んでいる。

横田監督は「(3月中旬までの)オープン戦では長く投げて5回くらいだった。本人とは『体力面がまだまだだね』と話していた。数日前にも『開幕戦はアタマでいって2試合目も後半からいけるような体力作りをしよう』と伝えたところです」と直近の目標を設定。

開幕戦で完投し、翌日の試合も救援で連投できる力をつけるため、バーベルを肩に乗せた状態でのスクワットで下半身を強化。フォームの安定につなげるための体幹トレーニングに時間を割いているという。

春のオープン戦最終登板となった3月15日の独協大戦では、巨人、西武など5球団20人以上のスカウトが集結する中、最速150キロをマークし、5回5奪三振、1失点の好投。大学日本代表候補の並木秀尊も抑え込むなど、順調な仕上がりを見せていた。

自慢の速球を最大限に生かすため、縦に大きく割れるカーブやチェンジアップなど緩急を使った投球を意識するようになった。その他の持ち球ではスライダー、ツーシーム、カットボールに加え、今冬にフォークも習得。投球の幅が広がった。

視察していたロッテ・柳沼スカウトは「去年は力任せに投げていたところがあったけど、今年は力感なくスピンの効いたいい球を投げていた」と一冬越えての成長を評価。

今秋ドラフトの「上位候補」と位置づけしつつ「制球面やクイックなどの課題が良くなってくれば楽しみな存在。上のレベルの打者とやってどれだけやれるか」
と全国レベルの大学との対戦での活躍次第では、1位候補に“大化け”する可能性も示唆した。

大学入学当初は遊撃手だったが、1年秋に指揮官から投手転向を打診した。「肩は強かったんですけど、遊撃手としてのスピード感、足の速さを持っていなかった。同級生にも力のある選手がいたので、一度相談して、1日限りの“セレクション”をやろうとなった」。

マネジャーがスピードガンを持ち、当時の正捕手が受ける球を後ろから指揮官が見守った。最速は144キロをマーク。「これぐらい投げられたら自然と伸びてくる」と感じたが、2年の夏には初めて150キロに到達し「まさか150キロを超えてくるとは」と、赤上の成長具合に驚きを隠せなかった。

性格もプロ向きだ。「非常に負けん気が強くて素直な性格。(助言を)聞いて、理解して、実行する頭と能力があるからここまで伸びてきた。オーバートレーニングをするような気持ちのいい子。常に謙虚でテングになることもない」と分析。補欠の内野手からエースにまで上り詰めた“秘密”を明かした。

ただ、最初からとんとん拍子だったわけではなかった。「メンタル面は下級生の頃はダメだった。経験がないので自信もなかった」と振り返る。投手転向から間もない時期は四球を怖がるあまり、置きにいった球を痛打されるシーンが度々見られたという。

一変したのが、3年秋のリーグ戦だった。7試合に登板して4勝1敗、防御率1.11の成績を残し、最多勝とMVPを獲得。チームを10季ぶり2度目の優勝に導いたことで収穫を得た。

指揮官は「今は成長して能力とメンタルが一致してきている。去年からプロへの意識が高まってきた。どんどん気持ち的に自信もついてきた」と説明。注目度も増し、スカウトが球場に大挙することも当たり前になってきたが「楽しくやっていると思う」と、注目されることを力に変えているようだ。

赤上本人は「チームを優勝させて、ドラフト1位でプロに行く」との決意で練習に取り組んでおり、横田監督も「本人の目標でもあるし、私の目標でもある」と、“ダイヤの原石”を全力で磨き上げるつもりだ。今後は5月中旬に予定されているオープン戦を経て、2か月後の開幕へと準備を進める。東北屈指の剛腕が大学ラストイヤーでどんな投球を披露するか。



赤上君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:02│ │ロッテ 
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