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育成枠で高校生を指名する球団多くなるという声

2020年05月30日

週刊ポスト6月5日号より
8月10日に開幕が予定された102回目となる夏の甲子園の中止が決まった。「できることならば、結論を先伸ばしにしてもらいたい気持ちはある。しかし、多くの学校が練習もできていない現状では仕方ないことかもしれません」

そう語ったのは県立岐阜商業の監督である鍛治舎巧だ。熊本の秀岳館を3季連続甲子園ベスト4に導いたあと、2018年に母校の指揮官に就任した鍛治舎にとって、今年の3年生は入学から指導した最初の代で、春のセンバツでは甲子園に“帰還”することが決まっていた。

だが、開幕の8日前に中止が決定。そして夏までも・・・。3年生が過ごしてきた2年半の集大成の場として、時期をずらしてでも地方大会だけは死守してもらいたい。それは全国の監督に共通する願いだった。

「県大会だけだと、3年生だけで編成したチームが出てきたりして、どうしても親善試合のムードになってしまう。球児の夢をつなぐという意味では、(例年は開催されない夏の)東海大会を開催してほしい。東海地区は、4県の高校が日帰りで集まることが可能ですから。しかし、県をまたぐ移動が伴いますからね・・・」

今年の高校3年生は、一度も聖地での全国大会が開催されない不遇の世代となってしまった。甲子園という晴れ舞台は、ドラフト指名を待つ球児の、あるいは強豪大学への進学を目指す球児にとっての、最終テストの場だ。中止は当然、球児の進学に大きく影響してくる。

全国随一の投手陣を誇り、東北勢初の全国制覇の期待を背負う宮城の仙台育英監督・須江航が語る。

「ふた桁背番号の選手たちの進路に大きな影響があります。大学によってスポーツ推薦の受験資格があり、地方大会の成績などに条件がある。コロナによって多くの大会が中止になる中、新たな受験資格が提示されず、待つことしかできない。結局、縁故に頼らざるを得ない状況があります」

甲子園中止の余波は今秋のプロ野球・ドラフト会議にも及ぶ。プロ野球のシーズンが短縮されることで、例年に比べて戦力外を通告しづらい空気が生まれ、その結果、ドラフト指名選手も少なくなることが予想される。パ・リーグ球団のスカウトが明かす。

「大会の中止が相次いだことで、スカウトが視察できる選手も機会も限られている。指名したいと思ったとしても、こういう社会が不安定な状況ですから、早い段階で大学・社会人に決めた選手もいる。支配下選手は70人という限りがある。ごくひと握りの有力候補を別にすれば、(支配下選手に含まれない)育成枠で高校生を指名する球団が多くなると考えられます」



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