内山壮真（星稜）プロ志望表明、中日が高評価
2020年06月10日
中日スポーツ5面より| 内山壮真（星稜高・捕手） 172cm・右投右打・動画 |
昨夏の全国高校野球選手権大会で準優勝し、中止となった今春のセンバツにも出場予定だった星稜が8日、金沢市の同校野球場で2ヵ月ぶりに練習を再開。部員72人が約2時間汗を流した。今後は夏の石川大会の代替となる県大会での優勝をめざす。
練習後のミーティングでは、林監督が「3年生は甲子園の借りを甲子園で返せなくなった。一番悔しい思いをしているのはお前たちかもしれない」と思いやり「このグラウンドで仲間と汗をかき、どこより熱い夏をつくってほしい」と語りかけた。
主将の内山壮真捕手（動画）は「野球ができる喜びを感じた」と笑顔。甲子園の中止発表直後は「つらいでは表せない」ほどだったが、先輩の山瀬慎之助（巨人）、奥川恭伸（ヤクルト）両選手から「ここが終わりじゃない」と電話で励まされ、気持ちを切り替えたという。
ドラフト候補の内山は進路をプロに定めた。「この先の少ない機会で実力を見せ、県大会を優勝で終わりたい」と力を込めた。
▼中日・音スカウト
「（内山について）打撃は狙って逆方向にも打てるし、面白い。走塁もセンスがある。捕手としては期間が短く、守備面の評価が難しいが、伸びしろはあると思う。ハンドリングがいいので、内野手としても楽しみ」
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