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2020ドラフト、鍵になるのは下位候補の情報収集

2020年06月24日

6/24、デイリースポーツ8面「デイリー特命スカウトが行く」より
都道府県独自の大会が決まりつつあり、センバツ出場校が甲子園の土を踏めることになった。少しでも球児たちの努力が報われるのはうれしいことだ。

我々プロのスカウトもここから秋のドラフトまで一気に勝負をかけることになる。生のプレーを見ることができなかった長い期間を経て、特に鍵になりそうなのは育成枠を含む下位候補の情報収集だろう。

例年なら各エリア担当が地道に集めた選手情報を集約し、他のエリア担当や部長クラスとクロスチェックするのが春夏の甲子園期間中だった。しかし、今年はそれが行われず、秋までの限られた時間でいかに情報を収集し、整理できるか。

ある程度評価が定まっている上位選手はともかく、昨秋から成長した選手、指名のボーダーライン上にいる選手については、監督や部長から得る情報が頼りだ。選手側も自身の評価が分からず進路への不安が大きいため、監督から「一度見てほしい」という声も多くなっている。

しかし、素材は玉石混交。リストに入らない選手は早く次の進路へ向かってもらうべきなのだが、試合を見ていないため、判断材料がない。今、各エリア担当は情報の一つ一つに足を運んで確認する作業にてんやわんやだ。

それでもカバーしきれない点がある。身体能力、技術力だけでは測れない資質だ。例年なら秋季、春季、選手権と試合を継続して見ることで、浮き沈みや調子の波の大きさを測ることができていた。

また、例えば斎藤佑(日ハム)のように、それほど評価が高くなかった選手が、甲子園で一気に評価を上げることもあるし、逆に高く評価されながら大舞台で力を発揮できなかった選手もいる。精神面や勝負強さなどは、ギリギリの場面でしか見ることができないものだ。

判断材料が少ない今年の状況では、活発なドラフト指名が行われない可能性がある。こんな時だからこそ、私はプロとアマが手を取り合ってトライアウトのような選手への救済措置を考えてもいいのではないかとも考える。

一方で、スカウトの人脈や眼力次第で、有能な隠し玉を見つけられるかもしれない。様々な意味で、今年は下位指名が勝負と言えそうだ。



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