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岸本暖(福岡第一)プロ志望、ロッテ・日本ハム高評価

2020年07月19日

日刊スポーツwebsiteより (source)

岸本暖(福岡第一高・捕手)
178cm・右投右打・動画

福岡では福岡地区大会予選などが開催された。プロ注目で強肩強打の福岡第一・岸本暖捕手(動画)が、憧れの阪神梅野から贈られたミットをはめて奮闘した。昨夏代表の筑陽学園に3-7で敗れたが、阪神、ヤクルト、ロッテなどのスカウトの前で適時二塁打も披露。梅野の存在も活力にして、プロ入りを目指す。

“梅野2世”を目指す岸本が、公式戦で初使用の「梅野ミット」で奮闘した。福岡地区大会予選リーグの筑陽学園戦で「革の張りが違う。ボールを受けた時にいい音がするし、キャッチしやすい」という宝物をはめ、気合を入れた。

9歳年上の兄優さんが1学年上の阪神梅野と小、中で同じ野球チームに所属した縁で、親交がある。昨秋県大会優勝後、キャッチャーミットをサプライズでプレゼントされた。希望進路は「プロ1本。コロナでこういう形になりましたが、逆にプロへの気持ちが出た。スカウトにアピールしたいです」と声を弾ませた。

複数球団のスカウトが注視する中、3回2死一塁でこの日初めて1・8秒台のプロ並みの二塁送球を披露した。二盗を許したが、ロッテ・福沢スカウトが「体がしっかりしていて将来的に楽しみ。能力は高い」と評した動きを見せた。

9回には長打力も見せた。2死一、二塁でカーブを捉え、左中間に適時二塁打を放った。それまでは力みもあって結果が出ず、四球、遊ゴロ、空振り三振、左飛。だが最終打席で「左中間に強いライナーが打てるのは調子がいい時。最後に出たので次につながる」と手応えをつかんだ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で約2カ月間練習ができず、再始動は6月に入ってから。活動休止中も自宅で部の仲間とティー打撃などを続け、体重88キロのガッチリした体つきになった。スケールアップした強肩強打で、梅野の背中を追いかける。

▼日本ハム・林スカウト
「体が強い。力があり、素材のいい選手です」


(7月18日 福岡大会予選リーグ 筑陽学園 7-3 福岡第一)


岸本君のスローイング動画はこちら


draftkaigi at 07:03│ │日本ハム | ロッテ
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