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ヤクルト小川GMが注目する甲子園ドラフト候補

2020年08月10日

8/10、サンケイスポーツ22面より
2020年甲子園高校野球交流試合が、10日から甲子園球場で開催される。新型コロナウイルスの影響で、今春の第92回選抜大会と今夏の第102回全国選手権大会が中止に。交流試合には選抜大会に選出された32校が出場し、1試合ずつ戦う。

千葉・習志野高時代の1975年、夏の甲子園で優勝投手となったヤクルト・小川淳司ゼネラルマネジャー(1981ヤクルト4位)が注目選手を挙げた。

本来であれば、夏の甲子園は前年からスカウトが視察をしてきた選手の成長度合いを評価し、総合的な確認作業を行う場です。今年は新型コロナウイルスの影響で活動が制限され、評価する難しさを感じています。

出場選手の中で、ある程度の上位候補に関しては、練習試合や代替大会で視察できました。中京大中京の最速154キロ右腕・高橋宏斗投手(動画)は速い球を投げるという、投手として一番魅力的な資質を持っています。特に右打者の内角に投げる直球が制球されていて能力の高さを感じました。

練習試合を見た明石商の最速151キロ右腕・中森俊介投手(動画)は、完成度の高さに魅力があります。球速だけではない、投手としての総合力が高い印象を受けました。一方で智弁和歌山の最速152キロ右腕・小林樹斗投手(動画)は体がしっかりしてくれば成長する、将来性の高さを感じました。

野手では明石商の高校通算34本塁打の左打者・来田涼斗外野手(動画)が楽しみです。パワフルな打撃が目立っていました。星稜の内山壮真捕手(動画)は172センチ、75キロと体は大きくはないですが、肩も強いし、動きも機敏で好印象が残っています。

今年の高校野球は例年とは違った形になってしまいました。ただ、野球に傾けてきた事実が、今後の財産になるのは間違いない。私自身、高校3年間は本当に苦しかったですが、苦楽を共にした友人が今も財産になっています。球児には今の状況の中で精いっぱい頑張ってほしいと願っています。

(東京ヤクルトスワローズGM)



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