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美又王寿(浦和学院)、「スカウトにアピールできた」

2020年09月09日

9/9、西日本スポーツ18面より

美又王寿(浦和学院高・投手)
175cm・右投右打・動画

同郷のライバルを抑え、浦和学院・美又(動画)は勢いに乗った。カウント1-1から始まるシート打撃で、最初に対戦したのが内田だった。初球、自己最速タイの148キロ真っすぐを空振りさせ、2球目の147キロ直球で見逃し三振に仕留めた。

148キロは東日本会場の最速で、西日本会場を含めても2番目のスピード。「この練習会を開催していただいた関係者の皆さまに感謝しながら、全力プレーを意識した」。その後もサイドとスリークオーターの中間の腕の位置から140キロ台後半のボールを連発。チェンジアップなどの変化球も交えて4者連続で三振を奪った。

終盤、大学生に2者連続で四球を与えて「力んでしまい、球が浮いてしまった」と反省点もあったが、打者7人に対して「持ち味は勢いのあるフォームから投げる伸びのあるストレート。プロ野球のスカウトの方にアピールできたと思います」とうなずいた。

小学6年時に福岡ソフトバンクのジュニアチームに選出され、12球団ジュニアトーナメントに出場。特徴的な投球フォームは当時からで、監督だった池田親興氏(本紙評論家)は「投げ方が独特で、投げる際の癖はあったけど、いいところをこのまま伸ばしていきなさいと言った」と振り返る。

「優しくて素直な子だったし、あの時の選手がこうやって成長してきたのはうれしいね。これから鍛えて150キロが出たらもっと面白い存在になるかも」と目を細めた。

中学3年時には硬式の飯塚ボーイズで全国制覇。浦和学院でも入学後すぐにベンチ入りを勝ち取ると、1年夏の甲子園で登板し、チームの8強入りに貢献した。華やかなキャリアを歩んできた美又が次に見据えるのは、日本球界の最高峰だ。



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