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八木玲於(ホンダ鈴鹿)、中日「来年の候補になる」

2020年09月24日

Full-Countより (source)
 
八木玲於(ホンダ鈴鹿・投手)
176cm・右投右打・動画

都市対抗野球大会の東海地区2次予選が22日、岡崎市民球場で行われ、Honda鈴鹿が第1代表決定トーナメント準決勝で西濃運輸に5―3で勝ち、本大会出場に王手をかけた。

今回の2次予選で抑えを任されている来年のドラフト候補、ルーキーの八木玲於投手(動画)が自己最速タイの154キロをマークし、西濃運輸の反撃を退けた。

2点差に追い上げられて迎えた8回だった。長打が出れば同点となる1死一、二塁のピンチで、Honda鈴鹿の丸井健太郎監督がマウンドに送り込んだのは、入社1年目のルーキーだった。この2次予選で自己最速を154キロに更新している八木は、この日も154キロをマークして自慢の直球を多投。

三振、一ゴロで8回のピンチをしのぐと、9回も1死から四球を与えたが、得点圏には走者を進めず、後続を断ち切った。この日投げた27球のうち、実に26球が直球。西濃運輸打線は直球が来るとわかっていながらも、八木を打ち崩すことはできなかった。

「ピンチだったけど、空気を変えてやろうと思っていた。直球で勝負すると決め、思い切って腕を振った。気持ちで勝つことができました」

天理大時代にもドラフト候補として名前は挙がっていたが、プロ志望届は提出しなかった。当時はまだ、プロで活躍する自信がなかったからだという。

「プロに行けたとしても、上位で行ける訳ではないし、当時の実力ではプロでは長くできないと思っていた。実力的に劣っているので、社会人でしっかり練習して経験を積もうと思った。大学の時はマウンドで不安になることもあったが、今回抑えを任されたことで責任感がグッと上がった。これから社会人で実力も伸ばして、いずれはプロにいきたいです」

メンタル面での成長が一番大きいと話す八木。「普段の雰囲気は静かでふんわりしていると言われる」と言うように、グラウンド外では穏やかな好青年だ。だが、ユニフォームを着れば別人に変わり、177センチ、85キロのガッチリとした体を生かし、気迫みなぎる投球でマウンドに立ちはだかる。

丸井健太郎監督は「八木は新人だし、勢いのある投手。速い直球があり、思い切りがよく、大舞台でも闘争心がある。相手に流れがいきかけていたので、彼の思い切りのいい投球で流れを取り戻したかった。この大会では救世主として大きく成長してくれている」と、ルーキーながら勝ちパターンで結果を残している八木を称えた。

中日・近藤スカウトは「力強い直球を投げている。もちろん来季の(候補の)大枠には入ってくる選手。今日は直球だけだったので、あとは変化球も交えてどうなるか。来季、リリーフか先発か、どういう使われ方をされ、1年でどう成長していくのか見ていきたい」と話した。

ドラフト解禁となる来秋まであと1年。変化球の持ち球であるカットボール、カーブ、ツーシーム、チェンジアップを交え、直球を生かした投球術を磨いていけば、今後、成長曲線はさらに伸びていきそうだ。
 


八木君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 06:41│ │中日 
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