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佐々木健(NTT東日本)、日本ハムが投球内容を評価

2020年10月06日

 スポーツ報知websiteより (source)

佐々木健(NTT東日本・投手)
179cm・左投左打・動画

JR東日本・伊藤将司投手(動画)と、NTT東日本・佐々木健投手(動画)。東京を代表する同年代のサウスポーの対決は、レベルの高い投手戦となった。

初回。最速152キロの速球を持ちながら立ち上がりに課題のある佐々木は、先頭打者への四球をきっかけに1点を失った。それでも2回からは変化球を交えながら本来のリズムを取り戻し、5回までは全て三者凡退に切って取った。

一方の伊藤は、140キロ台前半のストレートにツーシーム、チェンジアップを低めに操り、5回までパーフェクトピッチング。淡々と試合は進んでいった。

カギを握るのは、次の1点。6回表、NTT東日本は1死から相手の失策で初めて走者を出したものの、チャンスを広げることは出来なかった。一方の佐々木は、先頭打者に安打を許したあと2つの暴投があって追加点を許し、イニングの半ばでマウンドを降りた。

伊藤のノーヒットピッチングは8回まで続いた。9回1死後、27人目の打者に初安打を許したが、1安打無四球で完封。「エースとして機会を与えて頂き、第1代表を取れたのがうれしい。同じ東京のサウスポーである佐々木投手に勝ててよかった」と言って表情を崩した。

終わってみれば両チームの安打は計3本。締まった投手戦だった。

一方の佐々木は「調子は良かったと思う。球速ではなく質のいいボールを投げられたが、相手のピッチングが良かった」と振り返った。その投球をネット裏で視察した日本ハム・坂本スカウトは「大一番で、今年のトップレベルの投球を見せたこと。2回以降、変化球を使いながら自分の投球を取り戻したことは評価できる」と話した。

東京都第2代表決定戦へ、そしてプロの世界へ。佐々木の戦いは、これからも続く。

(10月5日 東京大会第1代表決定戦 JR東日本 3―0 NTT東日本)



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draftkaigi at 07:00│ │日本ハム 
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