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コロナ禍で試されるスカウトの眼力

2020年10月13日

朝日新聞websiteより (source)
プロ野球のドラフト(新人選択)会議が26日にオンラインで開催される。新型コロナウイルスの影響で、今季は春夏の甲子園が中止になるなど高校野球の大会が減少。プロのスカウトは少ない機会で選手の評価を強いられ、例年以上に「見る目」が試されるシーズンとなった。

「球場に行っても入れず、練習を視察したくても断られたことがあった。与えられた環境の中で評価するのが我々の仕事だが、正直なところ難しい1年だった」。セ・リーグのあるスカウトはそう漏らす。プレーだけでなく、人間性や周囲の環境などあらゆる面を調査して評価するのが仕事だからだ。

選手の成長曲線や伸びしろを見極めるのも、手腕の一つ。あるパ・リーグのスカウトは「高校生は冬から春、春から夏にかけて一気に変化するが、その変化を見ることができなかった。線でなく、点でしかとらえられない。見に行って150キロを投げられても、それが天井なのかわからないので評価しづらかった」。

8月に開催された甲子園交流試合は各球団2人までスカウトの入場が許可されたが、感染防止のため座席は指定された。セ・リーグの別の球団のスカウトは「普通は一人の選手をネット裏、一塁側、三塁側といろんな角度からチェックするが、できなかった。球団内でも評価が分かれるケースが多かった」とぼやいた。

異例のシーズン。高校3年生にアピールの場を設ける特別措置として、日本高校野球連盟と日本野球機構は交流試合後に「プロ志望高校生合同練習会」を開いた。「これはありがたかった」と各球団のスカウトは声をそろえる。甲子園と東京ドームで2回に分けて計4日間実施された練習会には全12球団、延べ305人のスカウトがスタンドから熱い視線を送っていた。



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