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巨人がスカウト会議、1位は佐藤(近畿大)最有力

2020年10月21日

10/21、スポーツ報知1面より
巨人は20日、都内で原監督らも交えてスカウト会議を開き、26日のドラフト会議で野手を1位指名する方針を確認した。公言はしなかったが、近大・佐藤輝明内野手(動画)が最有力で、競合は確実。

大塚球団副代表は抽選5連敗中の原監督にくじ引き役を託す意向を示し、「監督が手を上げている夢を見た。長嶋監督の松井と藤田監督の原監督でしょ」と歴代の名場面と重ね合わせ、正夢になることを願った。

競合覚悟で即戦力野手の獲得を目指す。約3時間のスカウト会議後、大塚球団副代表は「野手でいって、外れた場合は投手。その後は流動的」と、従来の方針が不変と強調した。

名前は公言しなかったが、意中の1位候補について、「10年に一人の逸材。もう間違いない。変更はない」と断言した。近大の佐藤が最有力。既にオリックスが1位指名を公表済みで重複は確実だ。

そうなると、注目は誰がくじ引きの大役を務めるのか。大塚副代表は「監督以外いないですよ」と、原監督に依頼する意向を示した。

その上で「監督が手を上げている夢を見ましたよ。長嶋監督の松井と藤田監督の原監督。監督がこうやっている(手を上げている)夢を見ました」と、既に夢の中で1位選手のくじを引き当てていたことを明かした。

藤田監督が原辰徳を、長嶋監督が松井秀喜を引き当てたのは、球団史に残る名場面。今回はその再現を期待しているという。

「監督は連敗しているんでしょ。嫌だ嫌だと言っているけど、監督じゃなきゃダメと言っている」と、既に本人に打診済み。「絵になるじゃないですか、監督が手を上げて。たぶん大丈夫です」と、交渉権獲得に自信を見せた。

原監督は08年に大田泰示をソフトバンクとの2球団競合で引き当てたのを最後に5連敗中で、通算1勝10敗。球団としても、11年に外れ1位で松本竜也投手を引き当てたのを最後に8連敗中だ。

今年のドラフト抽選の順番は、前日の25日時点の順位が下の球団からでパ、セの順番。つまり、首位独走の巨人が残りくじとなることが決定的だ。

この日は、原監督も指名候補選手の映像を確認したという。万が一、抽選を外した場合は即戦力投手の方針だが、まずは佐藤を当てることを願うのみだ。

佐藤は今秋のリーグ戦で、近大OBの巨人・二岡智宏3軍監督が持っていた関西学生リーグ(82年春以降新リーグ)記録の通算13本塁打を塗り替え、リーグ新記録の14本塁打をマーク。今ドラフトの目玉となる左の大砲の獲得を、原監督に託す。



佐藤君のスカウト評は
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佐藤君のバッティング動画はこちら


draftkaigi at 07:02│ │巨人 
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