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2021ドラフト展望(週べの見解)

2021年01月23日

週刊ベースボール2月1日号より
1月9日にスカウト会議を開いた広島は各担当スカウトから254人をピックアップ。広島・苑田スカウト統括部長は「楽しみなドラフトになりそうです」と語った。

実際の自チームの補強ポイントは、春のキャンプにおける現有戦力の動きを見てからになるが、全体の顔ぶれとして「映像のある選手は見ましたが、有力高校生が多い印象です」と語る。

ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは、さらに突っ込んだ印象を語る。「昨年の段階で、具体名が出てきており、各地区に奥川恭伸(ヤクルト1位)、佐々木朗希(ロッテ1位)クラスになり得る素材がいると、担当スカウトからは報告を受けています」。

特にアツいのが、近畿地区の高校生である。市和歌山高の152キロ右腕・小園健太(動画)大阪桐蔭高の150キロ左腕・松浦慶斗(動画)154キロ右腕・関戸康介(動画)天理高の145キロ右腕・達孝太(動画)だ。オリックス・牧田編成部副部長は「関西球団としては、しっかりマークしていかないといけない」と、鼻息が荒い。

この4人に並ぶポテンシャルとして評価されているのは、高知高の151キロ右腕・森木大智(動画)中京大中京高の151キロ右腕・畔柳亨丞(動画)と続く。さらには明桜高の150キロ右腕・風間球打(動画)に、投打の二刀流で活躍する岐阜第一高・阪口樂(動画)は「大谷翔平二世」の呼び声が高く、左打者としての潜在能力が評価されている。

橿渕スカウトグループデスクが「奥川&佐々木級」と語るのは、あくまでもノビシロを期待しての評価だ。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言により、最も成長すると言われる4、5月が多くの学校で活動自粛となった。冬から春、春から夏という経過観察の場が奪われたことは、高校生にとって気の毒だった。

一方、秋のリーグ戦で視察機会を得られた大学生に1位選手が8人という傾向(高校生3人、社会人1人)となった。なぜなら、前年からの継続的な視察により、最終ジャッジが下せたからだ。すなわち、公式戦開催が、高校生の対象選手にとってアピールの場になることは間違いない。

大学生は今年も粒ぞろい。早くも1位候補と言われているのは、筑波大の151キロ左腕・佐藤隼輔(動画)だ。大学2年時には侍ジャパンでプレーし、日米大学選手権優勝に貢献。国立大出身のドラフト1位となれば、1997年に入団した筑波大・杉本友(元オリックスほか)以来となる。

東北福祉大の153キロ右腕・椋木蓮も評判が高い。

このほか、東京六大学では大阪桐蔭高時代からバッテリーを組む早大の151キロ右腕・徳山壮磨(動画)強肩捕手・岩本久重(動画)慶大の右スラッガー・正木智也明大の俊足外野手・丸山和郁法大の150キロ右腕・三浦銀二151キロ左腕・山下輝も好素材だ。

東都大学では中大・古賀悠斗国学院大・福永奨(動画)と好捕手がいる。

社会人では三菱重工Westの左腕・森翔平(動画)三菱自動車倉敷オーシャンズの154キロ右腕・廣畑敦也(動画)が楽しみな存在だ。



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