達孝太(天理)、オフに5球団スカウト視察
2021年01月29日

達孝太(天理高・投手) 193cm・右投右打・動画 |
近畿ドキドキ大激戦!! 第93回選抜高校野球大会の出場32校(一般選考枠28校、21世紀枠4校)を決定する日本高野連の選考会が29日、初めてオンラインで開かれる。
近畿地区は6枠のうち昨秋の近畿大会4強校までは順当で、残り2枠を巡って4校が横一線で並ぶ。近畿大会8強の天理(奈良)は28日に天理市内で練習。プロ注目の193センチ右腕、達孝太投手(動画)はどっしり構えて吉報を待つ。
長身から高い角度で投げ下ろす。天理・達は今季の高校球界で目玉になりうる逸材だ。センバツ決定の前日。「選ばれたら冬にやってきたことを春に出す。選ばれなければ夏にやる。練習の取り組みはまったく変わりません」と言い切るが本音もにじむ。「だいぶドキドキします」。
昨春もチームはセンバツ出場を決めながらコロナ禍で中止。全国の晴れ舞台を強く待ち望む。
昨秋は近畿Vの智弁学園を下して県大会を優勝。だが、近畿大会準々決勝で大阪桐蔭にコールド負けを喫した。先発の達は11失点。悔しさを味わえばこそ甲子園への思いは強い。
「甲子園優勝が目標。150キロを試合の中で出せれば。去年、負けた大阪桐蔭に当たるまで負けられない。当たれば勝ちます」。最速は146キロ。出場が決まれば強敵に借りを返すつもりだ。
体格に恵まれ、プロから最も注目される存在の1人だろう。ひと冬、どれだけ成長したのか。オフは5球団ほどのスカウトが視察。「去年、おととしの秋、見たときよりは全然、体がしっかりしているし、迫力がある球を投げるようになってきた」との声もあった。


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