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あのドラフト選手は今、金刃憲人(巨人希望枠)

2021年02月06日

2/6、デイリースポーツ5面より

2006巨人ドラフト希望枠 金刃憲人
立命館大・投手・22歳

田中将が復帰し、13年以来の日本一へ機運が高まっている楽天。当時、球団初の快挙に貢献した金刃さん(2006巨人希望枠)は現在、楽天のチーム戦略室チームサポートグループのマネジャーとして忙しい日々を送っている。

仕事は多岐にわたる。投手のデータ分析、配球の資料作成、コーチへ育成方針の提案…。休日も野球のことを考える。それでも仕事を紹介する表情は明るい。「やりがいはめちゃめちゃあります」。引退後に現職となって4年目。今では部下4人を率いる。

今年はコロナ禍により、最少人数でキャンプを行うため、仙台に残ってデータ整理、育成プラン作成を行っている。

恩師との出会いが人生の転機だった。立命大では最速152キロ左腕として注目され、06年度ドラフトの“目玉”となった。巨人希望枠でプロ入り。ただ、07年に7勝を挙げた後、思うような成績を残せず、12年オフに楽天へトレードとなった。

「クビだと思って仙台に来た」。しかし、故・星野仙一氏に救われる。13年4月、当時の星野監督に呼び出された。「今日から横で投げろ」。いきなりのサイドスロー転向指令だった。

「そんなむちゃな…」。それでも冷静になると指揮官の思いが理解できた。「武器が必要と思っていて、そのきっかけを与えてくれた」。生きる道を示してくれた言葉を信じ、翌日から3カ月間、毎日約300球のネットスローに取り組んだ。

横手投げを習得し、13年は救援で、39試合で防御率1.85。球団初で唯一の日本一メンバーとなった。「つらかったけどやってよかった」。楽天では5年間プレー。功績を評価され、17年の引退後に現職を任された。

裏方に回ることが決まった17年11月の球団納会。星野氏へ報告のあいさつに向かうと、再び背中を押された。「選手とスタッフは天と地だ。つらいこともあるだろう。我慢してチームのために働いてくれ」。

直後の18年1月に同氏は死去。生前に裏方を大切にしていた“理解者”からの最後の言葉は胸に響き、新たな仕事に向かう決意が固まった。「勝敗も僕らの責任でもある」。8年前のあの歓喜をもう一度-。日が当たる働き場ではなくても、星野氏の言葉を胸に奮闘を続けていく。



下は2006大学・社会人ドラフトで巨人が指名した選手です。希望枠で入団した金刃憲人のプロでの成績はこちら

巨人の2006大・社ドラフト指名選手
希望枠金刃 憲人立命館大投手
1巡目指名権なし
2巡目指名権なし
3巡目上野 貴久NTT東日本投手
4巡目円谷 英俊青山学院大内野手
5巡目深沢 和帆四国リーグ香川投手
6巡目寺内 崇幸JR東日本内野手
7巡目深町 亮介中京大投手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 10:00│ │巨人 | あのドラフト選手は今・・・
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