ヤクルト、スカウティングと育成を強化へ
2021年02月20日
2/20、サンケイスポーツ終面より
『育成のヤクルト』に向けた新たな改革が、動き出した。ヤクルトは今季から編成部内にスカウト育成グループを新設し、育成コーチとして土橋勝征・前2軍内野守備走塁コーチ、育成投手コーチには前スカウトの山本哲哉氏が就任した。育成コーチの設置は2013年以来、実に8年ぶりとなる。
中長期的なビジョンに基づいた戦力強化へ、組織改革に乗り出す。小川淳司GMは「編成部の中に新たに(スカウト育成グループを)組織化して、選手をより強化していこうということ。育成コーチと、フロントからの育成担当をコンディショニングとともにつけて、選手育成にあたることになる」と説明した。
(1)体力強化(2)基礎練習(3)実戦-の「3つの柱」を軸に、一定の観察期間を持って育成プランを進めていく考えだという。
球団では2015年のドラフト会議から、毎年3人程度の高校生を指名してきた。18年ドラフト1位の村上が不動の4番に成長し、広岡、高橋、梅野、古賀、浜田らも1軍の戦力になった。20年ドラフト1位の奥川も2軍で経験を積んで昨季最終戦で先発するなど、育成面で着実に成果を上げてきた。
今回のスカウトと育成が一体となった組織改革は、その延長線上にある。
自身もスカウト、2軍指導者の経験が長い小川GMは「中長期的に考えれば、スカウティングと育成というのはチームを強くするための根幹として重要な位置づけになってくる。根幹を担っているといってもおかしくない」と話した。
今オフは山田、石山、小川のFA組の残留に成功。外国人ではサンタナ(前インディアンス)、オスナ(前パイレーツ)、サイスニード(前アストロズ)を獲得。ソフトバンクを退団した内川も獲得するなど積極補強を続ける一方、未来に向けて大きな布石を打った形だ。
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『育成のヤクルト』に向けた新たな改革が、動き出した。ヤクルトは今季から編成部内にスカウト育成グループを新設し、育成コーチとして土橋勝征・前2軍内野守備走塁コーチ、育成投手コーチには前スカウトの山本哲哉氏が就任した。育成コーチの設置は2013年以来、実に8年ぶりとなる。
中長期的なビジョンに基づいた戦力強化へ、組織改革に乗り出す。小川淳司GMは「編成部の中に新たに(スカウト育成グループを)組織化して、選手をより強化していこうということ。育成コーチと、フロントからの育成担当をコンディショニングとともにつけて、選手育成にあたることになる」と説明した。
(1)体力強化(2)基礎練習(3)実戦-の「3つの柱」を軸に、一定の観察期間を持って育成プランを進めていく考えだという。
球団では2015年のドラフト会議から、毎年3人程度の高校生を指名してきた。18年ドラフト1位の村上が不動の4番に成長し、広岡、高橋、梅野、古賀、浜田らも1軍の戦力になった。20年ドラフト1位の奥川も2軍で経験を積んで昨季最終戦で先発するなど、育成面で着実に成果を上げてきた。
今回のスカウトと育成が一体となった組織改革は、その延長線上にある。
自身もスカウト、2軍指導者の経験が長い小川GMは「中長期的に考えれば、スカウティングと育成というのはチームを強くするための根幹として重要な位置づけになってくる。根幹を担っているといってもおかしくない」と話した。
今オフは山田、石山、小川のFA組の残留に成功。外国人ではサンタナ(前インディアンス)、オスナ(前パイレーツ)、サイスニード(前アストロズ)を獲得。ソフトバンクを退団した内川も獲得するなど積極補強を続ける一方、未来に向けて大きな布石を打った形だ。
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