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大阪桐蔭の度を越す選手集めにモノ申す!

2021年03月22日

3/22、日刊ゲンダイ37面「小倉清一郎の鬼の秘伝書」より
19日にセンバツが開幕した。優勝候補筆頭の大阪桐蔭は、最速150キロ左腕の松浦、同154キロ右腕の関戸、強打の主将・池田らを擁し、3度目の春夏連覇を狙える戦力が整っている。

最近気になっているのは、大阪桐蔭の有望中学生の勧誘が、急速に全国各地に広がっていることだ。今回のベンチ入りメンバー18人中、大阪府外の出身は13人。松浦は北海道・旭川市、関戸は長崎県・佐世保市出身で明徳義塾中(高知)から大阪桐蔭の門を叩いている。他にも関東出身の選手が何人か入っており、まるで全国選抜といえる構成だ。

昨年のドラフトで西武に指名された仲三河は栃木市出身で、強豪・小山ボーイズから大阪桐蔭に引っ張られ、「ついにここまで手が伸びてきたか」と関東の強豪校は震えあがった。

地元の常連校に内定した中学3年生が、後になって大阪桐蔭に進路を変更するケースも頻出しているそうだ。たとえ「後出し」でも「全国制覇」をしたい有望中学生の憧れになっているため、こういうことが起こるのだ。

これまでの野球留学は「甲子園に行きたい」という大都市圏の中学生が地方の強豪校に流れるケースが多く、東京などの関東の中学生が、馴染みにくいといわれる関西の高校へ進学するケースはまれだった。大阪桐蔭だけは別格ということだ。

関戸を引き抜かれた明徳義塾は18人中16人が県外出身なのは相変わらずとはいえ、そろそろ規制のルールを作る時期がきているのではないか。

横浜で部長を務めている頃は、私が中学生を発掘、勧誘していた。「横浜だって全国から集めていただろう」と指摘されるかもしれないが、実は「学校名が横浜だから、地元の選手6、7割。県外出身者は3、4割まで」という渡辺監督の考えと「県を代表して出場する甲子園に、他県の出身者ばかりで出ても学校の宣伝にはならない」という学校側の方針があり、厳守していたのだ。

私学には経営がある。入学者やベンチ入りメンバーの人数を制限するのではなく、「県外出身者はスタメン4人まで」など試合に出る人数を制限するのはどうか。

センバツ出場校でも直前にできるワンポイント講座がある。走者が一塁か二塁にいる時、捕手がはじいたワンバウンドの球が、打者の足に当たって止まることがある。これでは走者は進塁できない。

打者の足に当たらなければ、3メートルは転がっていく。これなら走者は先の塁へ進塁できる。打者はワンバウンドだと思ったら、見逃すだけでなく、すぐに捕手を確認。はじいた球に当たらないよう、しっかりよけることだ。

甲子園に出場するようなチームでも、打者が突っ立っていることが多い。知らないともったいない。試合前に確認して欲しい。



上の記事は「松坂大輔の育ての親」として有名な小倉清一郎氏が書いたものです。下は同氏が横浜高の野球部部長に就任した1994年から退任するまで、同校からドラフト指名された選手。(大学・社会人経由も含む)

選手名指名年度とプロ入り後の成績
紀田 彰一1994横浜1位
斉藤 宜之1994巨人4位
多村 仁1994横浜4位
横山 道哉1995横浜3位
幕田 賢治1996中日3位
中野 栄一1996中日4位
高橋 光信1997中日6位
白坂 勝史1997中日7位
松坂 大輔1998西武1位
矢野 英司1998横浜2位
部坂 俊之1998阪神4位
小池 正晃1998横浜6位
丹波 幹雄1998ヤクルト8位
阿部 真宏2000近鉄4位
後藤 武敏2002西武自由枠
成瀬 善久2003ロッテ6巡目
小山 良男2004中日8巡目
涌井 秀章2004西武1巡目
石川 雄洋2004横浜6巡目
松井 光介2005(大・社)ヤクルト3巡目
佐藤 賢治2006(高校)ロッテ2巡目
福田 永将2006(高校)中日3巡目
円谷 英俊2006(大・社)巨人4巡目
高浜 卓也2007(高校)阪神1巡目
土屋 健二2008日本ハム4位
筒香 嘉智2009横浜1位
荒波 翔2010横浜3位
近藤 健介2011日本ハム4位
乙坂 智2011横浜5位
下水流 昂2012広島4位
田原 啓吾2012(育成)巨人1位
倉本 寿彦2014DeNA3位
浅間 大基2014日本ハム3位
高浜 祐仁2014日本ハム7位


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