選抜6日目、メジャースカウトが惚れた甲子園球児
2021年03月26日

天理・達君(動画)は、改めて直球の回転の良さに感心させられた。着実に体力もついている。もちろん193センチの長身なので、その体力もまだ奈良県の鹿ではなく、ようやく立ち上がったバンビ程度。これは5年くらいかけて体を作ればいい。3月27日生まれと、他の選手よりも若いだけに、無限の伸びしろを感じられた。
中京大中京の畔柳君(動画)はお尻といい、太ももといい、まさに「金太郎」体形から、常に攻めのピッチングという大きな魅力がある。しかもこの時期、力みがボールに表れがちなのだが、常に144~7キロという一定したボールを投げられるのは、高校生ではなかなかできないことだ。
チェンジアップも素晴らしいし、しかもその効力は向かって行くピッチングスタイルがあってこそ。畔柳君の、最大の強みだろう。
この大会に出場した他の投手では、市和歌山の小園君(動画)は別格。素晴らしい直球と、感性の持ち主で、対する打者は何を狙えばいいのか分からないほどだ。さらに、県岐阜商の野崎君(動画)は今すぐプロに行っても通用する完成度。
また同じ左腕で福岡大大濠の毛利君(動画)は特にカーブの制球が抜群で、ソフトバンク・和田のような投手になれるのではないか。



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