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覆面スカウト甲子園日記、畔柳亨丞(中京大中京)

2021年03月27日

3/27、日刊ゲンダイ39面「覆面スカウト甲子園日記」より 

畔柳亨丞(中京大中京高・投手)
177cm・右投右打・動画

高校球児を最終的に評価するのは、主に夏の地区予選と甲子園になる。それなら寒さの中、わざわざ春のセンバツをチェックする必要があるのか? 夏の試合とデータを見れば済むんじゃないの? なんて思うかもしれないが、そうはいかない。

特に高校生は春から夏にかけての成長が、タケノコのごとし。たった5カ月弱の間に別人のように良くなる選手も珍しくない。どれだけ成長したか、その伸びしろは重要になる。

夏の時点でプロで通用するほど完成された高校生はまずいない。それだけに春から夏にかけて成長著しい選手は、プロ入り後もさらに良くなる可能性がある。逆に成長していない選手は、ドラフトの対象から外れることが多い。つまり春と夏はセットにして見なければならないんだ。

名前は伏せるが、今回のセンバツで微妙な投手もいた。投球フォームはいい。実に理にかなった投げ方をしているが、球速は140キロに届くか届かないか。現時点でドラフトの対象にしている球団はおそらくない。けれどもフォームのいい投手は、夏にかけて体力や筋力がついて急激に成長するケースがあるだけにマークが必要だ。

25日、夏も必ずチェックしなければいけない選手がいた。初戦で専大松戸を6安打完封した中京大中京の畔柳亨丞(動画)だ。ストレートはコンスタントに140キロ台をマークし、3者連続を含む12個の三振を奪った。フォームには勢いがあり、球質も力強い。変化球は特にスライダーがキレていた。

序盤はボールが高めに浮いたが、試合中に立て直すことができたのも評価のポイントだ。総合的に高校生として素晴らしいモノを持っているし、ドラフトの対象選手だ。

敗れたものの専大松戸の先発投手、深沢鳳介はかなりの可能性を秘めていると思う。ストレートの最速は143キロだが、球速表示以上に伸びる球を投げていた。コントロールも非常にいい。これから力をつけてもう少し球威が増すと、あのタイプはかなり良い投手になる。この2人は夏までにどれだけ伸びるか楽しみだ。



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draftkaigi at 06:53│ │高校 
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