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秋山(二松学舎大付)、巨人「間違いなく候補に入る」

2021年07月18日

7/18、スポーツ報知9面より 

秋山正雲(二松学舎大付高・投手)
170cm・左投左打・動画

東東京では、二松学舎大付のプロ注目のサウスポー・秋山正雲投手(動画)が、東京成徳大高を3安打完封。同校OBで巨人の大江竜聖投手を思い起こさせる快投で、スカウトの評価は高まった。

打者のバットが空を切ると、秋山は左手を強く握りしめ、感情を爆発させた。7回1死満塁。この日最大のピンチを迎えると「球速というよりは、気持ちを上げました」。

それでも、気分の高揚とともに、自然とスピードも上昇した。試合終盤にもかかわらず、視察したスカウトのスピードガンでは140キロ超えを連発。「今日の決め球だった」という自慢の直球で、2者連続で空振り三振に仕留めた。

試合を通しての投球術はクレバーだった。1巡目は、あえて直球を中心に。「そうすれば、2巡目からは真っすぐを狙ってくると思ったので」。2巡目以降は効果的にスライダーを織り交ぜ、思惑通りのピッチング。計10個の三振を奪い、東京成徳大高打線を封じ込んだ。

身長170センチ、体重75キロ。左投げ左打ち。その風貌とプレーする姿は、同校OBの巨人・大江を思わせる。1年の冬に一度顔を合わせたことがあると言い「大先輩です」と恐縮。大江も高校生時は同じ上手投げだったこともあり「高校時代の話を監督さんから聞いて、参考にしています」。

そんな憧れの存在に、着実に近づきつつある。巨人・榑松アマスカウト統括は「内角にきっちり投げられる。まさに“大江2世”。投球スタイルもそっくり。間違いなくドラフト候補には入ってくる」と高く評価した。

大先輩を引き合いに出した代名詞で呼ばれることに、秋山は「うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。18年夏以来、3年ぶりの甲子園出場へ―。この夏の二松学舎大付には、大江2世がいる。

(7月17日 東東京大会3回戦 二松学舎大付 3―0 東京成徳大高)



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draftkaigi at 06:55│ │巨人 
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