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スカウトの逆襲、今年は高校生投手が豊作

2021年08月01日

8/1、日刊ゲンダイ33面「スカウトの逆襲」より
今年は高校生投手が豊作。夏の甲子園で掛け値なしの評価をしようと思っていたら、その多くが地区予選で負けた。高知の森木大智(動画)市和歌山の小園健太(動画)天理の達孝太(動画)らがそうだ。

森木や小園はドラフト1位クラスの選手。高校3年生は春から夏にかけて劇的に成長する選手が多いし、逆に故障などをきっかけに力が落ちてしまうケースもある。1位クラスだからこそ実力をきちんと見極めたいのに、それができない。

それでも小園や達は春のセンバツに出ているからある程度は力を把握できているものの、森木のような選手は担当スカウトの目を信じる以外にないのか。

「森木は3日に大阪桐蔭との練習試合で投げている。同じ時期、神戸で行われていた社会人の日本選手権をカバーしてたウチのスカウトも見に行ったが、練習試合じゃ正確な評価はできないだろうな」と、部長がこう続ける。

「強力打線を相手に7回9安打3失点。11奪三振といっても、勝負どころで打たれたのは何か理由があるんだろう。例えば精神的にモロいとか……大観衆が注目する大舞台の緊迫した場面でどういった投球をするかも、性格を把握するうえで重要な判断材料になる。夏の甲子園に出てこないのは、オレたちにとって大きな痛手なんだ。それにコロナ禍の影響はやっぱり大きいだろ?」

「どうしても練習が制限されるし、選手を鍛えようにも限界がある。思うような練習や調整ができなければ、実力を発揮できませんしね」

「それもそうだし、ドラフトの対象になるようないい投手を抱えた強豪校は、夏の大会前、地元で練習試合をやりたがらない。というか、やったとしても、エースは投げさせないことが多い。ライバル校に手の内を見せたくないんだ。だから九州や四国や東北など地方の強豪校は、あえて近畿や関東に遠征して強豪校と試合をする。森木の高知が大阪桐蔭と練習試合をやったのが典型だ。けれども、今年はコロナ禍で遠征自体、やりにくいし少ない。地区担当以外のスカウトが選手をクロスチェックする機会は限られるんだ。甲子園には必ずと言っていいくらい逸材が転がってる。おまえも行くからには居眠りしてる暇なんかねーぞ」

夏の甲子園は出場校の関係者や選手の保護者らに限り観戦が認められるが、原則、無観客。スカウトも1球団につき5人までしか入れない。せっかくの大阪出張、こっそり羽を伸ばす気でいたけど、ほどほどにしとかなきゃ、部長に何言われるか分かったもんじゃないからね(苦笑い)。

(プロ野球覆面スカウト)



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