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阪神、隅田(西日本工大)と面談「上位間違いない」

2021年09月12日

9/12、デイリースポーツ6面より 

隅田知一郎(西日本工大・投手)
176cm・左投左打・動画

九州地区大学野球選手権北部地区ブロック大会が行われ、西日本工大が久留米工大に勝利した。西日本工大は阪神のドラフト1位候補で最速150キロ左腕・隅田知一郎投手(動画)が先発し、9回3安打1失点、12奪三振で完投。阪神・畑山統括スカウト、和田TAら3人態勢で視察する中、圧巻の投球を披露した。

“NEW隅田”をネット裏のNPBスカウト陣に披露した。象徴的なシーンは初回2死。148キロの直球でファウルを奪った直後に116キロのカーブで空振り三振を奪った。「(プロに)アピールするために、違う自分を見せたかった」。3年秋から投げていなかったカーブを解禁し、七回まで無安打に抑え込んだ。

「目線を変える意味でも」と序盤からカーブを多投。「プロでは投げないといけないので、コースも突けて良かったと思う」と自己最速タイの150キロをマークしながら、約30キロ差もある緩急で三振の山を築いた。

即戦力左腕が補強ポイントの阪神は畑山統括スカウト、和田TAが長崎に足を運び熱視線を送った。前田スカウトは「走者を出してからは下柳剛さんのように打たせるうまさがある」と同じ長崎出身の元阪神左腕の名を挙げ「上位は間違いない」と太鼓判を押した。

7日には前田スカウトがグラウンドを訪れて面談を実施。隅田は「自分が思っている以上の評価をいただけた」と話し「(阪神は)熱狂的で、自分の中では甲子園が一番いい球場。もう一度投げたい」と高3夏に踏んだ聖地に憧れを抱いた。「選ばれたところで頑張りたい」とも。運命の日まで猛アピールを続け“ドラ1”の評価を確立する。

(9月11日 九州地区大学野球選手権 西日本工大 3―1 久留米工大)



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draftkaigi at 07:10│ │阪神 
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