巨人、スカウト陣は早くも戦々恐々のウワサ
2021年10月14日
10/14、日刊ゲンダイ26面より
12日の阪神戦に敗れ、今季のV逸が決定した巨人。前日のドラフト会議では外れ1位で関西国際大の最速157キロの剛腕・翁田大勢(動画)の交渉権を獲得した。原監督は「右投手では1位の評価。ややスリークオーター気味でウチにはいないタイプ」と絶賛。
JR東日本の本格派左腕の2位・山田龍聖(動画)、最速152キロの直球を軸に制球力が武器の3位、日大・赤星優志(動画)とタイプの異なる3投手を指名し、「十分戦える」とうなずいた。
さるチーム関係者がこう言う。
「原監督はドラフト前に『右の変則系』『左腕』など幅広く即戦力投手を指名する方針を打ち出した。特に横手系の変則右腕の獲得は絶対で、1位で指名できたから見送ったが、下位で別の社会人投手をリストアップしていたほど。これは現場の強い要望だった。今回は新任の水野雄仁スカウト部長が取り仕切った形でのドラフト。7日に就任したばかりですが、去年のこともあるので、今年こそ新人に頑張って欲しいんです」
2019年ドラフト1位の堀田が昨年1月の合同自主トレ中に右肘を痛め、いきなり靱帯再建手術を受けることになった。即戦力のはずだったドラフト2位の太田もコンディション不良で出遅れ、初実戦が3月中旬にずれ込んだ。
これに原監督は「うちのスカウトは何をやっているんだ」と激怒。その直後、当時の長谷川国利スカウト部長が就任からわずか1年半で更迭される異例の事態となった。昨年のドラ1・平内も今季一軍で0勝である。
「もし、来年も期待の新人3投手が働かないようなら、水野さんが飛ばされる可能性もあります」(前出の関係者)。3年契約が切れる「全権」の原監督は来季も続投が濃厚。それだけにスカウト部は今から戦々恐々だそうだ。
2021ドラフト、12球団の全指名選手はこちら
12日の阪神戦に敗れ、今季のV逸が決定した巨人。前日のドラフト会議では外れ1位で関西国際大の最速157キロの剛腕・翁田大勢(動画)の交渉権を獲得した。原監督は「右投手では1位の評価。ややスリークオーター気味でウチにはいないタイプ」と絶賛。
JR東日本の本格派左腕の2位・山田龍聖(動画)、最速152キロの直球を軸に制球力が武器の3位、日大・赤星優志(動画)とタイプの異なる3投手を指名し、「十分戦える」とうなずいた。
さるチーム関係者がこう言う。
「原監督はドラフト前に『右の変則系』『左腕』など幅広く即戦力投手を指名する方針を打ち出した。特に横手系の変則右腕の獲得は絶対で、1位で指名できたから見送ったが、下位で別の社会人投手をリストアップしていたほど。これは現場の強い要望だった。今回は新任の水野雄仁スカウト部長が取り仕切った形でのドラフト。7日に就任したばかりですが、去年のこともあるので、今年こそ新人に頑張って欲しいんです」
2019年ドラフト1位の堀田が昨年1月の合同自主トレ中に右肘を痛め、いきなり靱帯再建手術を受けることになった。即戦力のはずだったドラフト2位の太田もコンディション不良で出遅れ、初実戦が3月中旬にずれ込んだ。
これに原監督は「うちのスカウトは何をやっているんだ」と激怒。その直後、当時の長谷川国利スカウト部長が就任からわずか1年半で更迭される異例の事態となった。昨年のドラ1・平内も今季一軍で0勝である。
「もし、来年も期待の新人3投手が働かないようなら、水野さんが飛ばされる可能性もあります」(前出の関係者)。3年契約が切れる「全権」の原監督は来季も続投が濃厚。それだけにスカウト部は今から戦々恐々だそうだ。
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