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中田賢一(阪神)、第二の人生はソフトB投手コーチ

2021年10月30日

10/30、西日本スポーツ3面より

2004中日ドラフト2巡目 中田賢一
北九州市大・投手

来季、球団が選手育成の強化により注力する3軍になじみの顔が心強い「新戦力」として戻ってくる。今季限りで現役生活に終止符を打った阪神の中田(2004中日2巡目)が、来季は3軍投手コーチとして3年ぶりにソフトバンクのユニホームに袖を通すことになった。

北九州市出身の中田は、北九大から2005年にドラフト2巡目で中日に入団。9年で61勝を挙げ、国内FA権を行使して14年にソフトバンクに加わった。同年は11勝をマーク。通算100勝を達成した18年までプロ入りから14年連続で白星を挙げた右腕はソフトバンクで6シーズンを過ごし、20年に阪神へトレードで移籍していた。

2シーズン在籍した阪神では未勝利に終わったものの、登板に向けて常に愚直に準備を続けてきた。ユニホームを脱ぐにあたり、球団からは引退試合の打診を受けた。固辞し実現はしなかったものの、その一連の出来事から球団の中田への信頼、そして中田の実直な人柄がうかがえる。

ソフトバンクは育成システムの強化を進め、来季からは3軍の拡充を掲げて試合数も増やす方針だ。今ドラフトでは育成選手に史上最多の14人指名。所属選手が増加したことに伴い、今季は1人だった3軍投手コーチも増員する必要が生まれた。

プロ17年で1500イニング以上投げてきたタフネス右腕の経験や培ってきた技術を、未来の若鷹に落とし込んでいくことになる。



下は2004ドラフトで中日が指名した選手です。中田賢一は2巡目指名入団。プロでの成績はこちら

中日の2004ドラフト指名選手
自由枠 樋口 龍美 JR九州 投手
自由枠 (行使せず)
1巡目 (指名権なし)
2巡目 中田 賢一 北九州市大 投手
3巡目 (指名権なし)
4巡目 川井 進 日本通運 投手
5巡目 鈴木 義広 中部大 投手
6巡目 石井 裕也 三菱重工横浜 投手
7巡目 中村 一生 国際武道大 外野手
8巡目 小山 良男 JR東日本 捕手
9巡目 金剛 弘樹 日本通運 投手
10巡目 鎌田 圭司 トヨタ自動車 内野手
11巡目 沢井 道久 東海理化 内野手
12巡目 普久原 淳一 法政大 外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:30│ │戦力外通告 
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