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前田悠伍(大阪桐蔭)、中日「再来年の上位候補」

2021年11月22日

11/22、スポーツ報知7面より 

前田悠伍(大阪桐蔭高・投手)
180cm・左投左打・動画

大阪桐蔭の1年生左腕が流れを変えた。4回から2番手で登板した前田(動画)は5回に3者連続三振を奪い、球場表示で自己最速まで1キロに迫る144キロをマーク。6イニングを2安打1死球無失点に抑え、二塁すら踏ませなかった。

リリーフながら、あと1人で先発全員奪三振という10K。全国大会デビュー戦で勝利投手に輝いた。「(気負いは)全然なかった。いつも通り、楽しく伸び伸び投げられた」と涼しい顔だった。これで秋季府大会準決勝(履正社戦)の4回以降、公式戦は30イニング連続自責点0(失点3)。

敦賀気比の4番・上加世田頼希投手は「非常にテンポが良くて、ぼんぼんストライクを取ってくる。制球も良くて、1年生と思えない」と脱帽。西谷浩一監督は「(神宮の硬いマウンドに)1球目から順応していた。頼もしく見ていた」と褒めたたえた。

打撃でも3―4の6回1死二、三塁で同点の左犠飛を放つなど1安打1打点。同じ1年生の花巻東・佐々木は20日の国学院久我山戦で高校通算48号ソロを含む3打点と活躍した。「対戦するとなった時は、同じ1年生なので負けていられない」と決勝での麟太郎退治に名乗りを上げた。

中日・米村アマスカウトチーフは「1年生にしては抜群。投手として全てを兼ね備えている。順調なら(再来年のドラフト)上位候補」と絶賛。根尾(中日)、藤原(ロッテ)らを擁して甲子園春夏連覇した最強世代も2017年の明治神宮大会はV逸。背番号14の“エース”が、4度目の出場で初優勝に導く。

(11月21日 明治神宮大会準々決勝 大阪桐蔭 8―4 敦賀気比)



前田君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:15│ │中日 
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