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足立祐一(楽天戦力外)、第二の人生はスカウト

2021年12月25日

日刊スポーツwebsiteより (source)

2015楽天ドラフト6位 足立祐一
パナソニック・捕手

楽天・足立祐一捕手(2015楽天6位)が6年間の現役生活を終え、スカウトとして第2の人生を踏み出す。

10月26日-。仙台・泉の2軍施設で戦力外通告を受けた日付は、しっかりスケジュールに刻んである。「後悔がないわけじゃないけど、ある程度全部やりきったのかなと。まだやりたいというより、もうここが潮時なのかなと思ったのが強かった」と当時の心境を振り返った。

神奈川大からパナソニックを経て15年ドラフト6位で入団。「一生自慢出来るのは、初ヒットが大谷翔平(現エンゼルス)っていうことですよね」と懐かしむ。1年目の16年5月22日の日本ハム戦、今や世界のスターとなった二刀流の内角直球を中前にはじき返す初安打。「自慢できるのはそれくらいじゃないですかね」と朗らかに笑った。

来季から関西地区のスカウトとして活動する。「人の人生を左右する。いろんなところに足を運んで見る。そういうことは本当に手が抜けない、雑には出来ない」と覚悟は決まっている。

自身の担当だった愛敬尚史スカウトが理想像。入団後も電話でよく怒られたというが、中でも「一番怒られた」のがプロ初本塁打を放った16年6月16日の巨人戦だった。

「このまま行ったらお立ち台だな、と思っていたら坂本勇人さんに逆転3ランを打たれて。インコース真っすぐを3球連続でいったんです。猛烈に怒られましたね。今考えると、あの配球はないなと思いますけどね」と苦笑い。

「それくらい(プロに)入れた選手にしっかり熱くなれるスカウトになりたいです。入れて『はい、終わり』じゃなくて」とイメージを高める。「スケールの大きい選手が入って欲しいですね」と話す“足立スカウト”。まだ着慣れないというスーツ姿で、未来のスター発掘に駆け回る。



下は2015ドラフトで楽天が指名した選手です。足立祐一は6位指名入団。プロでの成績はこちら

楽天の2015ドラフト指名選手
1位 オコエ 瑠偉 関東第一高 外野手
2位 吉持 亮汰 大阪商大 内野手
3位 茂木 栄五郎 早稲田大 内野手
4位 堀内 謙伍 静岡高 捕手
5位 石橋 良太 ホンダ 投手
6位 足立 祐一 パナソニック 捕手
7位 村林 一輝 大塚高 内野手
プロ入り後の成績   


draftkaigi at 07:00│ │楽天 | 戦力外通告
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